伊那松島運輸区
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伊那松島運輸区(いなまつしまうんゆく)とは、長野県上伊那郡箕輪町松島の伊那松島駅構内にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海鉄道事業本部管轄の運輸区で、飯田線北部の運転の中枢でもある。
国鉄時代は80系(これのみ豊橋機関区配置)を除くさまざまな旧型電車がここに集められていた。以前は留置線が8本あったが、現在は6本に減少している。
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[編集] 所属車両に記されていた略号
- 旅客車:「静ママ」・・・静岡を意味する「静」と、伊那松島を意味する「ママ」(いなまつしま)から構成されていた
[編集] 沿革
- 1909年12月28日 - 伊那電車軌道松島工場として設置。
- 1943年8月1日 - 伊那電気鉄道国有化により伊那松島機関区に改称。
- 1983年7月 - 検修業務を豊橋機関区に移管。車両配置がなくなる。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海に移管。
- 1989年3月11日 - 駒ヶ根車掌区を編入し、伊那松島運輸区に改称。
- 1994年 - 伊那松島運輸区撮影会を実施(2002年以降、伊那松島運輸区祭のみとなる)。
- 1996年4月1日 - 飯田線貨物扱い廃止に伴い、機関車の出入りが減少する。
[編集] 乗務範囲
[編集] 保存車両
- 041号が保存されている。通称「ゲタ電」。飯田線などで、イベント列車として運用されていた。静岡車両区に所属していた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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