佐々木昌信
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佐々木昌信(ささき まさのぶ、1969年8月6日 - )は、セントラル・リーグのプロ野球審判員。群馬県出身。
群馬県立館林高等学校、大谷大学を経て、1992年、セントラル・リーグ審判員。審判番号は38。1995年5月5日の阪神タイガース対広島東洋カープ戦でデビュー。2006年時点で1115試合出場。日本シリーズ1回・オールスターゲーム2回の出場を誇る。若くして1000試合出場達成とキャリアもあり、幹部候補生の一人として、今後の活躍も十分に期待出来る。また、2006年に審判員奨励賞を受賞している。
熱心な仏教徒として一部で有名。仏のような慈悲の心にあふれたジャッジが持ち味。両手を使った個性的な球審時のストライクコールや立ち振る舞いが独特である(2004年の東京ドームでの巨人戦にて、巨人側ベンチにいた、清原、元木、江藤にコールのまねをされ、両手を×の形にしてやめるよう促した。ちなみにこの際、選手達は、完全に笑っていた。)。「和尚」のニックネームで親しまれているが現役としては珍しい存在である。
また昨年より、両リーグ唯一で日本のプロアマを通じて唯一であろうフルフェイスのマスクで球審をすることが多くなっている。