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日本選手権シリーズ

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日本選手権シリーズ(にっぽんせんしゅけん - )、通称日本シリーズとは、毎年10月ごろ、日本のプロ野球セントラル・リーグパシフィック・リーグのそれぞれのクライマックスシリーズの勝者同士が対戦して日本一(その年の日本の年間王者)を決めるシリーズ試合。但し、第1回(1950年)~第4回(1953年)についてはアメリカメジャーリーグベースボールを参考にして「日本ワールドシリーズ」という名称だった。

読売ジャイアンツ西武ライオンズなどの常勝時代もあったが、同一チームの連覇は1990年から1992年の西武以降無く、近年は日本一チームが毎年入れ替わる混戦模様である。通算成績はセ・リーグがリードしているが、2003年以降はパ・リーグ(福岡ダイエー・西武・千葉ロッテ・北海道日本ハム)が4連覇している。

目次

[編集] 運営概要

  1. ゲームは7試合(番勝負参照)で、西暦偶数年はセ・リーグの出場チーム、西暦奇数年はパ・リーグの出場チームの本拠地で第1~2・6~7戦を開催し、第3~5戦はもう一方のリーグの出場チームの本拠地で開催する(※)(例えば2003年はセ・リーグから阪神タイガース、パ・リーグから福岡ダイエーホークスが出場したので、第1~2・6~7戦は福岡ドーム、第3~5戦は阪神甲子園球場で行われた。2004年はセ・リーグから中日ドラゴンズ、パ・リーグから西武ライオンズが出場したので第1~2・6~7戦はナゴヤドーム、第3~5戦は西武ドームで行われた)。先に4勝したチームが日本一となり本シリーズは終了されて以降の試合は行われない。2005年以降は、KONAMI CUP アジアシリーズ・日本代表決定シリーズとして開催。このシリーズに優勝したチームが更にもう一段階、上に有るアジア最高峰の野球大会・アジアシリーズ(KONAMI CUP)に日本代表として参加する。
  2. 延長戦については1966年までは日没まで(但し全試合ナイターで開催された1964年は22時30分以降新しいイニングに入らない)、1967年1981年は17時30分以降新しいイニングに入らない、1982年からは試合開始から4時間半を経過した時点で次に進まないといったルールがあったが、1986年広島東洋カープ対西武ライオンズの第1戦(延長14回引き分け、その後8戦までもつれる)をきっかけに1987年から一部ルールが見直され、延長戦は第7戦までは18回まで、第8戦以降は回数無制限となった。1994年からは第3戦~第5戦をナイターで開催。翌1995年からは全試合ナイターで行うようになった。ナイターになってからは第7戦までは延長15回までに短縮された。第8戦以降は回数無制限で変わらず(試合時間は一律無制限)。なお第8戦でも決着が付かない場合は、更に移動日を1日挟んで第9戦を第3戦~第5戦で使用された球場で行う。現在では、テレビやラジオの放送の関係で、延長制度を15回から公式戦同様の12回に変更してほしいという声も多い。
  3. 指名打者制度は1984年までと1986年は全試合採用せず、1985年は全試合採用としていたが、1987年からはパ・リーグの出場チームの本拠地球場でのみ採用されている。
  4. 雨天等で中止になった場合は、移動日を含め全ての日程が順延となる。
  5. 審判員はセ・パ両リーグから選ばれた合計8人の審判員(両リーグから4人ずつ)で運営され、球審→控え→左翼線審→一塁塁審→二塁塁審→三塁塁審→控え→右翼線審の順で持ち回りで担当する。例えば第1戦で球審を務めると、第2戦から順に控え→左翼→一塁→二塁→三塁と周り、第7戦は再び控えとなる。第1戦に左翼線審だと、以下一塁→二塁→三塁→控え→右翼と周り、第7戦で球審を務める事ができる。
(※)但し、1.については例外がある。
  • 1950年は開催会場を試合ごとに変えて行った。第1戦から明治神宮野球場後楽園球場、阪神甲子園球場、西宮球場中日球場大阪球場の各球場である。ちなみにこの年は4勝2敗で毎日オリオンズが初代王者に輝いたが、第6戦で松竹ロビンスが勝って3勝3敗になった時は、第7戦は後楽園球場で行われる予定だった。
  • 1953年は第4戦までは通常通りだったが、第5戦から第7戦は大阪球場、阪神甲子園球場、後楽園球場の順で開かれた。これは当時の規定に「第1、第3、第5、第7試合と、第2、第4、第6試合の使用球場は、毎年両リーグが交互にこれを指定する。ただし、第1、第2試合と、第3、第4試合と、第5、第6試合の使用球場は、それぞれ連続して同一地域にある球場を指定する」とあったため。この年の偶数試合の球場指定権はセ・リーグにあり、「大阪よりも収容能力の大きい甲子園ならばガッポリ儲かる」との思惑を持っていたが、それが見事なまでに外れてしまったものである。
  • 1962年東映フライヤーズ主催による第5戦と、1978年ヤクルトスワローズ主催の4試合全ては、神宮球場の学生野球開催の都合で後楽園球場で代替開催した。
  • 1974年ロッテオリオンズ主催の第3戦 - 第5戦は施設上の問題もあり仙台宮城球場(現在のフルキャストスタジアム宮城)ではなく後楽園球場を使用した。
  • 1979年1980年近鉄バファローズ主催全ゲームは日本生命球場の収容人数が日本シリーズ開催基準の3万人に満たなかったこと、藤井寺球場もナイター設備が設置されていなかったことにより、当時南海ホークスの本拠地であった大阪球場で代替開催した。
  • 1981年は両リーグの出場チームの本拠地がともに後楽園球場である読売ジャイアンツ日本ハムファイターズだったため、全6戦が同球場で開催された(後楽園シリーズ)。
  • 2000年は、読売ジャイアンツと福岡ダイエーホークスで対戦することとなったが、この3年前の1997年に、大規模な国際学術集会の会場を探していた日本脳神経外科学会から貸し出し依頼を受けた福岡ドームが、1997年当時ホークスは南海時代から続く20年連続(球界史上最長不名誉記録)のBクラスであったため、日本シリーズの日程と重なる2000年10月24日(火)から27日(金)までを球団の許可なく貸し出してしまっていた。ところが、翌1998年にAクラス入りを果たし、にわかに日本シリーズの開催可能性が高まったため、球団が日本脳神経外科学会に日程変更を求めたが、国内および海外から2万人以上の人員が集結する大規模な総会であり、すでに様々な関連の手配が終わっていることもあり断られた。そこで中内正球団オーナー代行(当時)がシリーズ開催地のセパ入れ替え・シリーズ日程そのものの変更・他のパ・リーグチームの本拠地球場での開催・九州内の他球場での開催等を検討・要請したが、いずれも不可能となった。日本脳神経外科学会側からも一部日程を短縮してナイター時間帯を空けるなどの協力を得られたこともあり、東京・東京・(移動日なし)福岡・2日間の休み・福岡・福岡・(移動日なし)東京・東京の変則日程で行うことが8月21日に発表された。なおシリーズ終了後、球団は開催日程確保を怠ったとして日本プロ野球機構から制裁金3000万円を科された。

[編集] 近年の状況

[編集] 1998年

[編集] 1999年

[編集] 2000年

  • 20世紀最後のシリーズは読売ジャイアンツと、リーグ2連覇の福岡ダイエーホークスとの対戦。読売ジャイアンツV9の原動力となった、福岡ダイエーホークス・王貞治、読売ジャイアンツ・長嶋茂雄両監督のON対決となったが、福岡ドームの不手際による日程変更が水を注した形となった。読売ジャイアンツが2連敗のあと4連勝して6年ぶりに優勝、長嶋監督が東京ドームでの2回目の胴上げとなった。

[編集] 2001年

  • 21世紀最初のシリーズはヤクルトスワローズと球団史上初の日本一を目指す大阪近鉄バファローズというそれぞれの所属リーグで最も初優勝が遅かったチーム同士の対戦。ヤクルト投手陣と大阪近鉄の「いてまえ打線」の対決が注目されたが、ヤクルトが4勝1敗で勝利。(これが、近鉄バファローズが出場した最後の日本シリーズとなる。)

[編集] 2002年

  • 原辰徳率いる読売ジャイアンツ伊原春樹率いる西武ライオンズの、1986年以来の新人監督同士の対決。読売ジャイアンツが20回目の日本一を、球団史上初の無傷の4連勝で決めた。敗れた西武ライオンズは、1993年以降シリーズ5度連続敗退でワーストタイ記録となった。(阪急ブレーブスが1967年から1972年まで5度連続シリーズ敗退の記録に並んだ。)

[編集] 2003年

  • セ・パ両リーグの人気球団である阪神タイガース福岡ダイエーホークスの対戦。福岡ダイエー・王貞治監督と、阪神・星野仙一監督が、1999年以来2度目の対決となった。1993年以来10年ぶりに第7戦まで行われ、4勝3敗で福岡ダイエーが勝ったが、全試合ホームチームが勝利する「内弁慶シリーズ」となった(シリーズ初)。また有料入場者数28万9640人はシリーズ新記録(ちなみに、1試合の最高有料入場者数は1985年第4戦の阪神甲子園球場での51554人)。

[編集] 2004年

  • 中日ドラゴンズ西武ライオンズの対戦となり、落合博満伊東勤という新人知将監督同士の頭脳戦となった。西武は4勝3敗で勝ち、黄金時代以来12年ぶりの日本一となった。また、1試合目に両監督による抗議で49分間の中断、落合・伊東両監督による勝利インタビューでの舌戦、ドーム球場としては初めてとなる、台風による影響での試合中止・翌日への延期、7試合中22時前に終わった試合が1試合のみと、日本球界初のストライキが起きたこの年を象徴するかのような"荒れた"シリーズになった。中日は1954年以来の日本一は成らず、1974年以降シリーズ5度連続敗退のワーストタイ記録を作った。

[編集] 2005年

  • 阪神タイガース千葉ロッテマリーンズという、ファンの熱狂度においては球界トップクラスのチーム同士の対戦。千葉ロッテが3試合連続2ケタ得点、一度も相手にリードを許さないなど投打で阪神を圧倒、無傷の4連勝で31年ぶりの日本一を達成した。ちなみに第1戦では、濃霧により日本シリーズ初のコールドゲームとなった。(通称:白い霧事件)さらに、この年から韓国・台湾・中国・日本の4ヶ国のプロ野球優勝チームによるアジアシリーズの日本代表決定戦となる。

[編集] 2006年

  • 52年ぶりの日本一を目指す中日ドラゴンズと、44年ぶりの日本一を目指す北海道日本ハムファイターズと日本一から最も遠ざかっていた球団同士が初対戦。初戦は中日が勝利したが、2戦目以降は投打のかみあった日本ハムが4連勝。4勝1敗で東映フライヤーズ以来44年ぶり、親会社が日本ハムになってからは初の日本一を果たした。敗れた中日は1954年以来の日本一は成らず、1974年以降シリーズ連続敗退記録を更新してしまった。

なお、2007年からは両リーグにおいてレギュラーシーズン上位3チームによるクライマックスシリーズ(プレーオフ)が行われ、この勝者が日本シリーズ出場権を獲得する。なお、リーグ優勝はあくまでレギュラーシーズン1位チーム。即ち、必ずしも"リーグ優勝=日本シリーズ出場"とはならず、非優勝チーム同士によってシリーズが争われる可能性もある。そのため2007年以降の新制度の日本シリーズは冠戦(の決勝戦)にすぎないのではないかとの見解もある(両リーグ1位通過チーム同士の対戦となった場合を除く)。

[編集] リーグとしての対戦成績

  • セ・リーグ 32勝
  • パ・リーグ 25勝

[編集] チーム別成績(2006年終了時点)

球団 出場回数 日本一 勝率
巨人 30 20 95 68 2 .583
西武(西鉄・太平洋クラブ・クラウンライター) 20 12 64 57 2 .529
福岡ソフトバンク(南海・福岡ダイエー) 13 4 32 43 1 .427
オリックス(阪急・オリックスブレーブス・ブルーウェーブ) 12 4 27 34 2 .443
中日(名古屋) 7 1 14 27 0 .341
東京ヤクルト(国鉄・サンケイ・アトムズ・ヤクルト) 6 5 23 13 0 .639
広島東洋(広島) 6 3 18 21 3 .461
千葉ロッテ(毎日・大毎・東京・ロッテ) 5 3 13 12 0 .520
阪神(大阪) 5 1 12 18 1 .400
北海道日本ハム(セネタース・東急・急映・東映・日拓ホーム・日本ハム) 3 2 10 7 1 .647
横浜(大洋・大洋松竹・洋松・大洋・横浜大洋) 2 2 8 2 0 .800
東北楽天 0 0 0 0 0
現存しない球団
大阪近鉄 4 0 10 16 0 .385
松竹 1 0 2 4 0 .333

[編集] 各年度の日本シリーズ

  • 星取表は勝利チームから見た結果。○は勝利、●は敗戦、△は引き分け。
  • 原則として最優秀選手は勝利チームから、敢闘賞は敗戦チームから表彰する。1956年の敢闘賞は優勝した西鉄から選ばれた。
  • 最優秀選手に贈呈される自動車は1954年の第5回からトヨタ自動車の協賛で贈呈されている。但し広島東洋カープが優勝した場合は球団スポンサーの兼ね合いから自動車の贈呈はマツダが協賛する。
年・戦評 勝利チーム 監督 優勝回数 最優秀選手 成績 星取表 相手チーム 監督 敢闘賞選手
1 1950年 毎日(パ) 湯浅禎夫 初優勝 別当薫 4勝2敗 ○○●●○○ 松竹 小西得郎 ---
2 1951年 巨人(セ) 水原茂 初優勝 南村不可止 4勝1敗 ○○○●○ 南海 山本一人 ---
3 1952年 巨人(セ) 水原茂 2年連続2回目 別所毅彦 4勝2敗 ○○●○●○ 南海 山本一人 ---
4 1953年 巨人(セ) 水原茂 3年連続3回目 川上哲治 4勝2敗1分 ●○△○○●○ 南海 山本一人 簑原宏
5 1954年 中日(セ) 天知俊一 初優勝 杉下茂 4勝3敗 ○○●●○●○ 西鉄 三原脩 大下弘
6 1955年 巨人(セ) 水原円裕 2年ぶり4回目 別所毅彦 4勝3敗 ○●●●○○○ 南海 山本一人 戸川一郎
7 1956年 西鉄(パ) 三原脩 初優勝 豊田泰光 4勝2敗 ●○○○●○ 巨人 水原円裕 稲尾和久
8 1957年 西鉄(パ) 三原脩 2年連続2回目 大下弘 4勝0敗1分 ○○○△○ 巨人 水原円裕 宮本敏雄
9 1958年 西鉄(パ) 三原脩 3年連続3回目 稲尾和久 4勝3敗 ●●●○○○○ 巨人 水原円裕 藤田元司
10 1959年 南海(パ) 鶴岡一人 初優勝 杉浦忠 4勝0敗 ○○○○ 巨人 水原円裕 土屋正孝
11 1960年 大洋(セ) 三原脩 初優勝 近藤昭仁 4勝0敗 ○○○○ 大毎 西本幸雄 田宮謙次郎
12 1961年 巨人(セ) 川上哲治 6年ぶり5回目 宮本敏雄 4勝2敗 ●○○○●○ 南海 鶴岡一人 ジョー・スタンカ
13 1962年 東映(パ) 水原茂 初優勝 土橋正幸
種茂雅之
4勝2敗1分 ●●△○○○○ 阪神 藤本定義 吉田義男
14 1963年 巨人(セ) 川上哲治 2年ぶり6回目 長島茂雄 4勝3敗 ●○○●○●○ 西鉄 中西太 稲尾和久
15 1964年 南海(パ) 鶴岡一人 5年ぶり2回目 ジョー・スタンカ 4勝3敗 ○●●○●○○ 阪神 藤本定義 山内一弘
16 1965年 巨人(セ) 川上哲治 2年ぶり7回目 長島茂雄 4勝1敗 ○○○●○ 南海 鶴岡一人 森下整鎮
17 1966年 巨人(セ) 川上哲治 2年連続8回目 柴田勲 4勝2敗 ○●○○●○ 南海 鶴岡一人 渡辺泰輔
18 1967年 巨人(セ) 川上哲治 3年連続9回目 森昌彦 4勝2敗 ○○○●●○ 阪急 西本幸雄 足立光宏
19 1968年 巨人(セ) 川上哲治 4年連続10回目 高田繁 4勝2敗 ●○○○●○ 阪急 西本幸雄 長池徳二
20 1969年 巨人(セ) 川上哲治 5年連続11回目 長島茂雄 4勝2敗 ○●○○●○ 阪急 西本幸雄 長池徳二
21 1970年 巨人(セ) 川上哲治 6年連続12回目 長島茂雄 4勝1敗 ○○○●○ ロッテ 濃人渉 井石礼司
22 1971年 巨人(セ) 川上哲治 7年連続13回目 末次民夫 4勝1敗 ○●○○○ 阪急 西本幸雄 山田久志
23 1972年 巨人(セ) 川上哲治 8年連続14回目 堀内恒夫 4勝1敗 ○○●○○ 阪急 西本幸雄 足立光宏
24 1973年 巨人(セ) 川上哲治 9年連続15回目 堀内恒夫 4勝1敗 ●○○○○ 南海 野村克也 野村克也
25 1974年 ロッテ(パ) 金田正一 24年ぶり2回目 弘田澄男 4勝2敗 ●○●○○○ 中日 与那嶺要 高木守道
26 1975年 阪急(パ) 上田利治 初優勝 山口高志 4勝0敗2分 △○○△○○ 広島 古葉竹識 山本浩二
27 1976年 阪急(パ) 上田利治 2年連続2回目 福本豊 4勝3敗 ○○○●●●○ 巨人 長島茂雄 柴田勲
28 1977年 阪急(パ) 上田利治 3年連続3回目 山田久志 4勝1敗 ○○●○○ 巨人 長島茂雄 河埜和正
29 1978年 ヤクルト(セ) 広岡達朗 初優勝 大杉勝男 4勝3敗 ●○●○○●○ 阪急 上田利治 足立光宏
30 1979年 広島(セ) 古葉竹識 初優勝 高橋慶彦 4勝3敗 ●●○○○●○ 近鉄 西本幸雄 井本隆
31 1980年 広島(セ) 古葉竹識 2年連続2回目 ジム・ライトル 4勝3敗 ●●○○●○○ 近鉄 西本幸雄 小川亨
32 1981年 巨人(セ) 藤田元司 8年ぶり16回目 西本聖 4勝2敗 ●○●○○○ 日本ハム 大沢啓二 井上弘昭
33 1982年 西武(パ) 広岡達朗 24年ぶり4回目 東尾修 4勝2敗 ○○●●○○ 中日 近藤貞雄 上川誠二
34 1983年 西武(パ) 広岡達朗 2年連続5回目 大田卓司 4勝3敗 ○●●○●○○ 巨人 藤田元司 西本聖
35 1984年 広島(セ) 古葉竹識 4年ぶり3回目 長嶋清幸 4勝3敗 ○●○○●●○ 阪急 上田利治 山沖之彦
36 1985年 阪神(セ) 吉田義男 初優勝 ランディ・バース 4勝2敗 ○○●●○○ 西武 広岡達朗 石毛宏典
37 1986年 西武(パ) 森祇晶 3年ぶり6回目 工藤公康 4勝3敗1分 △●●●○○○○ 広島 阿南準郎 達川光男
38 1987年 西武(パ) 森祇晶 2年連続7回目 工藤公康 4勝2敗 ●○○●○○ 巨人 王貞治 篠塚利夫
39 1988年 西武(パ) 森祇晶 3年連続8回目 石毛宏典 4勝1敗 ○●○○○ 中日 星野仙一 宇野勝
40 1989年 巨人(セ) 藤田元司 8年ぶり17回目 駒田徳広 4勝3敗 ●●●○○○○ 近鉄 仰木彬 新井宏昌
41 1990年 西武(パ) 森祇晶 2年ぶり9回目 オレステス・
デストラーデ
4勝0敗 ○○○○ 巨人 藤田元司 岡崎郁
42 1991年 西武(パ) 森祇晶 2年連続10回目 秋山幸二 4勝3敗 ○●○●●○○ 広島 山本浩二 川口和久
43 1992年 西武(パ) 森祇晶 3年連続11回目 石井丈裕 4勝3敗 ●○○○●●○ ヤクルト 野村克也 岡林洋一
44 1993年 ヤクルト(セ) 野村克也 15年ぶり2回目 川崎憲次郎 4勝3敗 ○○●○●●○ 西武 森祇晶 清原和博
45 1994年 巨人(セ) 長嶋茂雄 5年ぶり18回目 槙原寛己 4勝2敗 ●○○●○○ 西武 森祇晶 清原和博
46 1995年 ヤクルト(セ) 野村克也 2年ぶり3回目 トーマス・
オマリー
4勝1敗 ○○○●○ オリックス 仰木彬 小林宏
47 1996年 オリックス(パ) 仰木彬 19年ぶり4回目 トロイ・ニール 4勝1敗 ○○○●○ 巨人 長嶋茂雄 仁志敏久
48 1997年 ヤクルト(セ) 野村克也 2年ぶり4回目 古田敦也 4勝1敗 ○●○○○ 西武 東尾修 松井稼頭央
49 1998年 横浜(セ) 権藤博 38年ぶり2回目 鈴木尚典 4勝2敗 ○○●●○○ 西武 東尾修 大塚光二
50 1999年 ダイエー(パ) 王貞治 35年ぶり3回目 秋山幸二 4勝1敗 ○●○○○ 中日 星野仙一 川上憲伸
51 2000年 巨人(セ) 長嶋茂雄 6年ぶり19回目 松井秀喜 4勝2敗 ●●○○○○ ダイエー 王貞治 城島健司
52 2001年 ヤクルト(セ) 若松勉 4年ぶり5回目 古田敦也 4勝1敗 ○●○○○ 近鉄 梨田昌孝 タフィ・ローズ
53 2002年 巨人(セ) 原辰徳 2年ぶり20回目 二岡智宏 4勝0敗 ○○○○ 西武 伊原春樹 アレックス・
カブレラ
54 2003年 ダイエー(パ) 王貞治 4年ぶり4回目 杉内俊哉 4勝3敗 ○○●●●○○ 阪神 星野仙一 金本知憲
55 2004年 西武(パ) 伊東勤 12年ぶり12回目 石井貴 4勝3敗 ○●○●●○○ 中日 落合博満 井上一樹
56 2005年 ロッテ(パ) ボビー・
バレンタイン
31年ぶり3回目 今江敏晃 4勝0敗 ○○○○ 阪神 岡田彰布 矢野輝弘
57 2006年 日本ハム(パ) トレイ・
ヒルマン
44年ぶり2回目 稲葉篤紀 4勝1敗 ●○○○○ 中日 落合博満 川上憲伸

[編集] 通算記録

日本シリーズにおける各種記録を参照。

[編集] エピソード

[編集] 名称について

2000年頃から報道機関ではなるべく「日本シリーズ」を「ニッポン-」と読むように通達がでている。以前は「ニホン-」が主流だった。これは、チャンピオンフラッグに「NIPPON」という文字が入っているためだと思われる。

[編集] 日本シリーズとナイトゲーム

日本シリーズが史上初めてナイターで開かれたのは1964年(第15回)の阪神タイガース南海ホークスだった。これは東京オリンピックの開催の妨げにならないようにとの配慮で、開会式が予定された10月10日までに全ての日程を消化させることにしていた(本来は第1戦が9月29日、第7戦は10月7日)が、セントラル・リーグの優勝が9月29日までに決まらず、結局阪神タイガースが優勝した翌日の10月1日に第1戦、第7戦が東京オリンピック開会式前日の10月9日の予定に変更された。だが、第6戦の雨天中止・順延が生じたため結局10月10日に最終戦を開催せざるを得なかった。これが影響してか、シリーズの平均観客動員は歴代最低を記録したため、あくる1965年からは元のデーゲーム開催に戻すことにした。だが平日開催ともなると会社や学校を休まない限り試合の観戦が困難となったり、テレビの視聴率の問題にも関わることから1994年(第45回)の読売ジャイアンツ西武ライオンズの対戦では試験的に平日開催の第3~5戦(西武ライオンズ球場)に限りナイターで実施。その評判が高かったこともあって、1995年(第46回)のオリックス・ブルーウェーブヤクルトスワローズの試合以後は全試合に拡大した。

[編集] 日本シリーズと天気

2005年(第56回)の千葉ロッテマリーンズ阪神タイガース第1戦(10月22日)7回裏1死、濃霧のため試合が中断し天気が回復しなかったためそのままコールドゲームとなった。天候災害でのコールドは1953年(第4回)の読売ジャイアンツ南海ホークス第3戦の8回終了時点で降雨コールドゲームになって以来52年ぶりであるが、濃霧による中断からそのまま試合打ち切りとなったのはシリーズ史上初。

[編集] 過去の名場面

[編集] 1950年~1959年

  • 第1回大会は松竹ロビンスVS毎日オリオンズ・4勝2敗で毎日オリオンズ初代日本一(1950年)
  • 読売ジャイアンツ球団史上初の日本一(1951年)
  • シリーズ史上初3年連続同一カード・読売ジャイアンツVS南海ホークス(1951年~1953年)
  • 西鉄ライオンズVS中日ドラゴンズ・シリーズ初出場同士の対決は、杉下茂の活躍で中日ドラゴンズが日本一(1954年)
  • 読売ジャイアンツVS南海ホークス・この年の大会から、日本シリーズの全試合テレビ中継スタート(1955年)
  • 西鉄ライオンズのシリーズ3連覇(西鉄ライオンズ黄金時代・1956年~1958年)
  • シリーズ史上2回目の3年連続同一カード・読売ジャイアンツ・水原円裕監督と西鉄ライオンズ・三原脩監督との『巌流島の決闘』(西鉄ライオンズ黄金時代・1956年~1958年)
  • 鉄腕稲尾和久が4連投4連勝、奇跡の大逆転で西鉄ライオンズ3連覇達成(西鉄ライオンズ黄金時代・1958年第4~7戦)
  • 1955年以来の4年ぶりの読売ジャイアンツVS南海ホークスの対戦は杉浦忠の4連投4連勝で南海ホークスが涙の球団史上初の日本一(1959年)

[編集] 1960年~1969年

  • 大洋ホエールズが前年度最下位から初のシリーズ制覇、ルーキー近藤昭仁がMVP(1960年)
  • 1959年以来の2年ぶりの読売ジャイアンツVS南海ホークスの対決で読売ジャイアンツが6年振りの日本一(1961年)
  • 東映フライヤーズVS阪神タイガース延長14回日没のため2-2でシリーズ史上初の引き分け(1962年第3戦)
  • 東映フライヤーズが初優勝、史上初の2人MVP(1962年第7戦)
  • 読売ジャイアンツがついに西鉄ライオンズ・稲尾和久を攻略、史上最多の18得点で日本一を決定(1963年第7戦)
  • 阪神タイガースVS南海ホークスの関西球団同士での『御堂筋決戦』はシリーズ初の全試合ナイトゲーム開催(1964年)
  • 読売ジャイアンツのシリーズ9連覇(V9)(1965年~1973年)
  • 読売ジャイアンツ・土井正三のサヨナラヒット(1965年第5戦)
  • 読売ジャイアンツ・王貞治長嶋茂雄のON砲が大活躍の2人合わせて18安打13打点&23打数13安打の猛打での活躍の柴田勲のMVP(1966年)
  • シリーズ史上3回目の3年連続同一カード・読売ジャイアンツVS阪急ブレーブス(1967年~1969年)
  • 読売ジャイアンツの高田繁がルーキーでのMVP(1968年)
  • 阪急ブレーブス長池徳二のサヨナラヒット(1969年第2戦)
  • 阪急ブレーブス岡村浩二の退場事件(1969年第4戦)

[編集] 1970年~1979年

  • 読売ジャイアンツの長嶋茂雄が野手では史上初の2年連続のシリーズMVP獲得(1969年・1970年)
  • 読売ジャイアンツVSロッテオリオンズ後楽園球場東京球場で史上初の首都決戦(1970年)
  • 読売ジャイアンツ・黒江透修がロッテオリオンズの木樽正明から延長11回裏に放ったサヨナラソロホームラン(1970年第1戦)
  • 読売ジャイアンツ・リーグ6連覇(V6)達成(1970年第5戦)。
  • 読売ジャイアンツ・王貞治が阪急ブレーブスの若きエース・山田久志から9回裏に放った逆転サヨナラ3ランホームラン&巨人7連覇の日本一王手を決定づける末次民夫の満塁ホームランを含む7打点の活躍でシリーズMVP獲得(1971年第3戦~第5戦)
  • 読売ジャイアンツの堀内恒夫が投手では史上初の2年連続のシリーズMVP獲得(1972年・1973年)
  • 中日ドラゴンズ・高木守道のサヨナラ二塁打(1974年第1戦)
  • ロッテオリオンズが第1回大会の1950年の日本シリーズ以来の24年ぶりの日本一(1974年第6戦)
  • 阪急ブレーブスのシリーズ3連覇(阪急ブレーブス黄金時代・1975年~1977年)
  • 広島東洋カープVS阪急ブレーブス・史上初の山陽新幹線シリーズ(1975年)
  • 広島東洋カープVS阪急ブレーブス・第1戦の延長11回3-3で時間切れ&第4戦の延長13回時間切れでの日本シリーズ史上最長の4時間49分で4-4の引き分け(1975年第1戦・第4戦)
  • 阪急ブレーブス球団40年目での初の日本一(1975年第6戦)
  • 1972年以来の4年ぶりの読売ジャイアンツVS阪急ブレーブスの対決カードは阪急が2年連続GB決戦で2回とも巨人を倒し前年の広島戦を含む阪急ブレーブス3連覇達成。(1976年・1977年)
  • ヤクルトスワローズ大杉勝男のホームランを巡る1時間19分の中断&ヤクルトスワローズ初の日本一(1978年第7戦)
  • 江夏の21球&広島東洋カープ初の日本一(1979年第7戦)

[編集] 1980年~1989年

  • 広島東洋カープ2連覇達成(1979年~1980年)
  • 読売ジャイアンツVS日本ハムファイターズ・史上初の同一(後楽園)球場での2回目の首都決戦&読売ジャイアンツ8年ぶりの日本一(1981年)
  • 日本ハムファイターズ井上弘昭のサヨナラヒット(1981年第1戦)
  • 1980~1990年代の西武ライオンズ黄金時代(1982年、1983年、1985年~1988年、1990年~1994年)
  • 中日ドラゴンズ・上川誠二の逆転3ランホームラン(1982年第3戦)
  • 西武ライオンズが1958年の西鉄ライオンズ黄金時代以来24年ぶりの日本一&石ころ事件(1982年第5戦、第6戦)
  • 読売ジャイアンツVS西武ライオンズ・巨人・中畑清のサヨナラ安打、西武・へクター・クルーズのサヨナラ本塁打&金森栄治のサヨナラ安打と1シリーズ3度のサヨナラゲーム&1963年の日本シリーズ以来の20年ぶりのLG決戦(1983年第3戦、第5戦、第6戦)
  • 広島東洋カープ・長嶋清幸の決勝逆転2ランホームラン・満塁ホームラン・同点ソロホームランと1シリーズ3度のホームランでのMVP獲得&1975年の日本シリーズ以来9年ぶりの広島東洋カープVS阪急ブレーブスの2度目の山陽新幹線シリーズの対決は広島東洋カープが4年振りの日本一(1984年第1戦、第3戦、第7戦)
  • 阪神タイガース・ランディ・バースの3試合連続ホームランと、第2戦のスクイズを阻む見事なダッシュとスローイング(1985年第1~3戦)
  • 阪神タイガース・長崎啓二の満塁ホームラン&阪神タイガース球団史上初の日本一(1985年第6戦)
  • 広島東洋カープVS西武ライオンズ・史上初の8番勝負で西武ライオンズが日本一(1986年)
  • 広島東洋カープ・山本浩二現役最後の同点ソロホームラン(1986年第1戦)
  • 西武ライオンズ・工藤公康のサヨナラ安打&秋山幸二の同点ホームランでバック転しながらのホームイン(1986年第5戦、第8戦)
  • 西武ライオンズ・辻発彦の好走塁&清原和博男泣き(1987年第6戦)
  • 西武ライオンズ・工藤公康が投手では、読売ジャイアンツ・堀内恒夫以来2人目の2年連続のシリーズMVP(1986年・1987年)
  • 西武ライオンズ・清原和博、ナゴヤ球場で場外ホームラン(1988年第1戦)
  • 西武ライオンズ・伊東勤のサヨナラ安打で西武ライオンズV3達成(1988年第5戦)
  • 近鉄バファローズVS読売ジャイアンツ・東京ドームでシリーズ史上初ドーム球場での開催(1989年第3~5戦)
  • 近鉄バファローズ・加藤哲郎が、チーム3連勝後、「巨人(読売ジャイアンツ)はロッテより弱い」と発言したと報道される(実際はそのようには言ってない。詳細は加藤哲郎の項目を参照)。この発言に激怒した読売ジャイアンツがシリーズの流れを変え、3連敗から4連勝で大逆転の日本一(1989年第4~7戦)
  • シリーズ絶不調だった読売ジャイアンツ・原辰徳満塁本塁打(1989年第5戦)
  • 読売ジャイアンツ・駒田徳広が、近鉄・加藤哲郎からホームラン。悔しがる加藤に駒田が「ロッテより弱い」発言のお返しとばかりに一言『バーカ!』(1989年第7戦)

[編集] 1990年~1999年

  • 西武ライオンズ・オレステス・デストラーデが巨人・槙原寛己から特大のホームラン。以来、デストラーデは第2戦・第3戦とタイムリーヒットを2試合連続で放ち西武の日本一に貢献。デストラーデは、1990年のMVPを獲得(1990年第1戦)
  • 西武ライオンズVS読売ジャイアンツ・西武が巨人を4勝0敗で破り日本一を達成(1990年)
  • 西武ライオンズ・鈴木康友の決勝2点タイムリー(1991年第6戦)
  • 広島東洋カープ・大野豊3登板3セーブの大活躍(1991年第2戦、第4戦、第5戦)
  • ヤクルトスワローズ・杉浦亨代打サヨナラ満塁ホームラン(1992年第1戦)
  • ヤクルトスワローズ・秦真司のこのシリーズ2本目となるサヨナラホームラン(1992年第6戦)
  • ヤクルトスワローズ・飯田哲也の好返球(1993年第4戦)
  • 読売ジャイアンツ・桑田真澄VS西武ライオンズ・清原和博のPL学園同期対決は、ソロホームランで清原に軍配(1994年第1戦)
  • 読売ジャイアンツ・松井秀喜シリーズ初ホームラン&大久保博元の同点ホームラン(1994年第4戦)
  • 読売ジャイアンツ・緒方耕一の満塁ホームラン(1994年第5戦)
  • 読売ジャイアンツVS西武ライオンズ・巨人がLG決戦4度目の挑戦で初めて西武を倒す。長嶋茂雄監督にとっては初の日本一(1994年第6戦)
  • ヤクルトスワローズ・トーマス・オマリーの延長11回表の決勝逆転ソロホームランと池山隆寛の延長10回裏に放ったサヨナラ3ランホームランとオリックス・ブルーウェーブ・D・Jの延長12回表の決勝逆転ソロホームランと1シリーズ3度の延長戦ホームラン(1995年第2戦~4戦)
  • オリックス・ブルーウェーブ小林宏VSヤクルトスワローズ・トーマス・オマリーの14球(1995年第4戦)
  • オリックス・ブルーウェーブ・イチローシリーズ初ホームラン(1995年第5戦)
  • 読売ジャイアンツVSオリックス・ブルーウェーブ・1977年の日本シリーズ以来のGB決戦でオリックスが阪急ブレーブス黄金時代以来19年ぶりの日本一(1996年)
  • ヤクルト・古田敦也VS西武・伊東勤の両リーグを代表する頭脳派キャッチャー対決(1997年)
  • 横浜ベイスターズVS西武ライオンズ・シリーズ史上初両チームが予告先発を発表(1998年)
  • 横浜ベイスターズ・マシンガン打線大爆発、1試合20安打の猛攻&横浜ベイスターズが前身の大洋ホエールズ時代から38年ぶりの日本一(1998年第5戦・第6戦)
  • 福岡ダイエーホークスVS中日ドラゴンズ・ナゴヤドーム福岡ドームでシリーズ史上初の両本拠地ドーム球場での開催&1963年の日本シリーズ以来の36年ぶりの九州開催。(1999年第1戦~第5戦)
  • 福岡ダイエーホークス・工藤公康VS中日ドラゴンズ・野口茂樹の「背番号47の左腕エース対決」は、13奪三振で完投完封勝利の力投で工藤に軍配。(1999年第1戦)
  • 福岡ダイエーホークス・秋山幸二のファインプレー&福岡ダイエーホークスが南海時代から35年ぶりの日本一(1999年第5戦)

[編集] 2000年~2006年

  • 20世紀最後の日本シリーズはON対決。4勝2敗で長嶋茂雄・読売ジャイアンツが王貞治・福岡ダイエーホークスを下し、日本一(2000年)
  • 21世紀最初のシリーズは、ヤクルトスワローズVS大阪近鉄バファローズ。これが、近鉄バファローズとして最後のシリーズ(2001年)
  • 読売ジャイアンツ・清原和博、西武ライオンズ・松坂大輔の速球を看板直撃の特大2ランホームランで粉砕(2002年第1戦)
  • 読売ジャイアンツの日本一王手を決定づける二岡智宏の満塁ホームラン(2002年第3戦)
  • 読売ジャイアンツ、西武相手に球団史上初の4勝0敗での日本一、1990年の日本シリーズで味わった4タテのリベンジ達成(2002年第4戦)
  • 福岡ダイエーホークスVS阪神タイガース・1964年の日本シリーズ以来39年振り2回目のHT決戦、1975年の日本シリーズ1984年の日本シリーズ以来3度目の山陽新幹線シリーズ(2003年)
  • 福岡ダイエーホークス・フリオ・ズレータのサヨナラ安打(2003年第1戦)
  • 阪神タイガース・金本知憲のサヨナラホームラン&シリーズ3試合連続ホームラン(2003年第3~5戦)
  • 阪神タイガース・藤本敦士シリーズ初のサヨナラ犠牲フライ(2003年第3戦)
  • 阪神タイガース・広澤克実、41歳6カ月でシリーズ史上最年長ホームラン(2003年第7戦)
  • 西武ライオンズVS中日ドラゴンズ・西武・伊東勤、中日・落合博満両監督の抗議合戦で49分の中断(2004年第1戦)
  • 中日ドラゴンズ・井上一樹のダイビングキャッチでのスーパープレー(2004年第2戦)
  • 中日ドラゴンズ・立浪和義の起死回生の同点3ラン&谷繁元信の決勝逆転二塁打(2004年第2戦)
  • 西武ライオンズ・アレックス・カブレラと中日ドラゴンズ・谷繁元信がそれぞれ満塁本塁打を放ち、史上初の1試合2満塁本塁打(2004年第3戦)
  • 中日ドラゴンズ・山井大介の6回無失点ピッチング(2004年第4戦)
  • 西武ライオンズがレギュラーシーズン2位&西武ライオンズ黄金時代の1992年の日本シリーズ以来の12年振りの日本一(2004年第7戦)
  • 千葉ロッテマリーンズVS阪神タイガース、日本シリーズ史上初のによるコールドゲーム(2005年第1戦)
  • 千葉ロッテマリーンズが3試合連続2ケタ得点の猛打を見せつけ阪神タイガースに4勝0敗&レギュラーシーズン2位と1974年の日本シリーズ以来の31年振りの日本一(2005年第4戦)
  • 北海道日本ハムファイターズVS中日ドラゴンズ・札幌ドームでシリーズ史上初北海道での開催(2006年第3~5戦)
  • 北海道日本ハムファイターズ・同年引退のSHINJOが涙の現役最終打席、中日ドラゴンズ・川相昌弘も有終の代打・バント&北海道日本ハムファイターズが前身の1962年の東映フライヤーズ以来の44年ぶり日本一&北海道を本拠地とする球団として初優勝(2006年第5戦)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

プロ野球日本選手権シリーズ

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