佐鳴予備校
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 株式未公開 |
本社所在地 | 東京都新宿区 |
設立 | 1973年 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 学習指導(学習塾・予備校) |
代表者 | 佐藤イサク(代表取締役社長) |
資本金 | 1億4,390万円 |
売上高 | 137億円 (さなるグループ合計) |
従業員数 | 正社員659名(さなるグループ合計) |
佐鳴予備校(さなるよびこう)は、東京都新宿区に総本社を置く株式会社さなるが展開する小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾・予備校である。海外事業として中国の大連にも会社がある。
目次 |
[編集] 概要
難関私立高校への進学への関心が薄い同地域[要出典]で、難関公立校を目指すトップレベルの生徒が集まることで知られており[要出典]、生徒・指導者のレベルも高い[要出典]。 難関公立高校への合格者数のうち、佐鳴生が50%を超えることもよくある[要出典]。
教師は全員教育コーチ認定資格を持っている。
秀英予備校からライバル視されている事で有名[要出典]。授業を担当する講師は100%正社員であり、秀英予備校はそれを売りにしている[要出典] [1]が佐鳴予備校はそのようなことは当たり前としてそれを広告などで強調するようなことはない。(たとえば、「佐鳴予備校にはアルバイトの時間給講師は一人もいません。」などとしている。)また秀英予備校とくらべて月5000円ほど安い[要出典]。しかし、佐鳴側は全く相手にしていない[要出典]。 秀英予備校は合格実績を10日以上の授業を受けたもの[要出典]としているが、さなるは通常授業を受けたもので受験時在籍していたもの(中高は土・日本科生と通常本科生、大学はホームページに区分の記載無し)を合格実績としているので、合格実績の条件を合わせると秀英側が約10人程度実績が減少するといわれている[要出典]。
[編集] 沿革
静岡県浜松市に創業者である佐藤イサク(現佐鳴予備校理事長)が小学生、中学生を対象とした「佐藤塾」を開校したことに始まり、1973年から佐鳴学院という校名で静岡県、愛知県に校舎を展開していき、1996年より学習塾としての経常利益が日本1位(全国私塾情報センター調べ)となっている。 1999年には大学受験部門に進出し、2002年1月より現在の校名である「佐鳴予備校」へ変更した。現在は愛知県、静岡県、岐阜県、石川県、大阪府の1府4県に約200校を保有している。大学受験部門は当初は自前で展開していたが、現在では東進ハイスクールのFC(フランチャイズチェーン)となっている。
2004年より小学4年生の指導を開始。小学4年生から高校3年生までの、小・中・高一貫教育を完成させる。また、CMに星野仙一を10年以上起用している。
校名の「佐鳴」とは、創業地である浜松市に佐鳴湖(さなるこ)という湖があることから名付けられている。
[編集] 独自の教育システム
さなるではIT技術を活用した独自の教育システムが備わっている。 なおSee-beおよびSee-beコントローラーは2006年10月に政府より表彰されている
- See-be(しーびー)
- See-beコントローラー
- 2005年導入。日立ソフトウェアエンジニアリングと共同開発。ホワイトボード(さなるでは黒板の代わりにホワイトボードを使う)に特殊な電波の受信機器を取り付け、ホワイトボード上でペンを動かすとそのままパソコンが操作できる仕組み。これによりわざわざ教室脇のマウスまで手を伸ばすことなくダイレクトにSee-beの操作が可能なためテンポのよい授業が展開できる。また付属のソフトによりSee-beやデスクトップ画面などに直接書き込みができるようになっている。同社内にも旧来の普通の水性ペンを使う教師はいるが、See-beコントローラー導入後に新築された校舎ではSee-beコントローラーのすべりを良くするため普通のペンで書いて消しても跡の残こってしまうホワイトボードが使われている場合もある。教師、生徒はSee-beコントローラーのことを「デジペン」又は「インテリペン」と呼んでいる。
- Sana-net(さなねっと)
- 個別質問対応システム
- SCPL21(すくぷるにじゅういち)
- Sanal Computer Personal Learning System The 21st Century の略称。70万ページにも及ぶ大量の問題プリントの中から厳選された問題を印刷して利用できるシステム。生徒は自ら学習する単元やレベルを選択して学習を進めることが出来る。プリントの正答数に応じてコンピュータが次の単元に進むかどうかを判断し、苦手がなくなるまで学習できる。通常のコースでの問題は基礎固めを中心とした出題が多く、難解な問題は別コースを選択しないと出題されない。また解答に付属する解説は簡略化されている場合が少なくないため、このシステム単独受講では自律的な学習は難しい。教室の運営はたいていチューターと呼ばれる専任スタッフが担当するが、通常本科の授業を担当している教師がこのチューターを兼任することもある。開始当時は、Windows NTで運用されていたが、現在はWindows 2000搭載パソコンが使用されている。2006年4月からはソフトウェアがバージョンアップされて、より短時間で成果が上がるようになったという。
- さなる式
- 授業の予習、ノート、練習問題、復習(宿題)、テスト対策の5つの機能を一冊にした教材。複数の本を持ち歩く必要がなくなるので便利。2006年より導入。英語のテキストの最後に単語カードを作る為のシートがある。
- ちなみにテスト対策は袋とじ式
- 教室ネットワークカメラ 制御システム
- 教育業界初!開かれた授業。校舎の状況を常時把握。防犯、学習状況の管理や指導技術向上のために利用する。ネットワークカメラはどの教師のパソコンからでも見ることができる。ちなみにパソコンからカメラの向きを変更することもできるので、教室の天井でカメラを回すことができる。
- 東進衛星予備校の指導システム
- 東進衛星予備校の指導システムを導入しており、東進衛星予備校の講師の授業を受けることができる。
[編集] 注釈
- ^ 秀英予備校の大学受験指導の講師は非常勤が多い。代々木ゼミナール、河合塾、市進予備校、駿台予備校などの他の予備校、そして大学、短大などと兼任している者が多い。これは大学受験指導の予備校では普通のことで、特記すべき珍しいことではない。これに対し、「授業を担当する講師は100%正社員」という佐鳴予備校は確かに珍しい。ただし、提携の東進衛星予備校の講師は佐鳴予備校の社員ではない。また、東進衛星予備校の講師は100%が東進衛星予備校の社員というわけでもない。
[編集] 外部リンク
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