八束はじめ
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八束はじめ(やつか はじめ、1948年 - )は、日本の建築家。ロシア・アヴァンギャルドを中心とする建築史研究や、卓抜な建築論でも知られる。東京大学都市工学科大学院(大谷幸夫研究室)卒業。磯崎新アトリエ勤務(つくばセンタービルなどを担当)後、独立。
[編集] 著訳書
- 1979年 (編訳)『建築の文脈都市の文脈 現代をうごかす新たな潮流』
- 1982年 『逃走するバベル 建築・革命・消費』
- 1983年 『ル・コルビュジエ』
- 1985年 『批評としての建築 現代建築の読みかた』
- 同年 (翻訳)マンフレッド・タフーリ『建築のテオリア あるいは史的空間の回復』
- 1986年 『近代建築のアポリア 転向建築論序説』
- 同年 『空間思考』
- 1988年 『希望の空間 ロシア・アヴァンギャルドの都市と住宅』
- 1991年 (小山明との共著)『未完の帝国 ナチス・ドイツの建築と都市』
- 同年 『テクノロジカルなシーン 20世紀建築とテクノロジー』
- 1992年 (共訳)マンフレッド・タフーリ『球と迷宮 ピラネージからアヴァンギャルドへ』
- 同年 『八束はじめ』 - 設計作品の紹介
- 1993年 『ロシア・アヴァンギャルド建築』
- 1997年 (吉松秀樹との共著)『メタボリズム 1960年代 日本の建築アヴァンギャルド』
- 2001年 『ミースという神話 ユニヴァーサル・スペースの起源』
- 2005年 『思想としての日本近代建築』
- 2006年 (共著)『私たちが住みたい都市 徹底討論 身体・プライバシー・住宅・国家 工学院大学連続シンポジウム全記録』
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