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割下(わりした)は日本料理で使われる合せ調味料の一つ。主に関東風の鍋物、丼物に用いられる。関西などでは「割り出汁(わりだし)」と呼ばれることも多い。
味醂(酒、砂糖を使う場合もある)と醤油を出汁(主にカツオだが、コンブも使われる)で割ったもので、予め加熱することもあるが、アルコールを煮切る程まで加熱はしないのが普通である。
すき焼、柳川鍋などの鍋物に用いるほか、親子丼、他人丼、深川丼などの丼物にも使われることが多い。
家庭で使う場合には市販の蕎麦汁を適宜薄めて使ってもそれなりの味になる。