化仏
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
インドの仏教、日本の仏教 |
韓国の仏教 |
経典 |
聖地 |
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化仏(けぶつ)とは、衆生を救うため、機に応じて現れる仏の姿。仮の仏形。化身。
また、菩薩などがその本地仏を表すため、頭上に表す仏形。観音の頭上の阿弥陀像などがある。光背に付く仏も化仏と呼ばれる。京都の六波羅蜜寺の空也上人像の口から飛び出す6体の阿弥陀如来も化仏の一種。また仏ではないが、馬頭観音の頭上の馬も化仏と呼ばれる。仏の功徳を表す。
釈尊が説法を説いた際に、白毫から一千の光明と一千の化仏が現れたとされ、仏画の題材にもされる。