受取拒否
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受取拒否(うけとりきょひ)は、郵便物や宅配便などを受け取りたくない時に利用できる制度。
[編集] 郵便
日本の郵便制度の場合は、紙に「受取拒否」もしくは「受取拒絶」と書き、氏名と住所を書いて印鑑を押し郵便物に貼り付け(氏名と住所の記入は絶対では無い)、郵便局に持って行くかポストに投函することで郵便物は差出人に還付(返送)される。また、直接配達員に渡しても適切に処理してもらえる。
受け取り拒否ができるのは開封前(通常はがきなどを除く)に限られ、受取人本人(宛名人)しか出来ない。
封書、葉書、小包、書留などほとんどの郵便物を受取拒否することが出来るが、裁判所から送られてくる特別送達は受け取りを拒否することは出来ない。
[編集] 宅配便
民間の宅配業者の場合は、メール便などの表に記載されている配達業者に直接連絡して取りに来てもらうか、営業所に直接持って行くことによって受取を拒否することが出来る。
しかし、郵便物との違いが分からずに誤って郵便ポストに投函されてしまうことがある。