吉川美代子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

アナウンサー記事に関する注意 ：文中の所属先などの内容は永続的に保証されるものではありません。正確な情報は放送局の公式Webサイトなどでご確認ください。免責事項もあわせてご覧ください。

吉川美代子（よしかわみよこ、1954年 5月8日- ）は、TBS アナウンサー・解説委員、TBSアナウンススクールの校長である。血液型はAB。

[編集] 人物

神奈川県横浜市出身。神奈川県立横浜平沼高等学校→早稲田大学教育学部卒。1977年TBSにアナウンサーとして入社。同期に神津栄子（旧姓･浅井）と三雲孝江（現・フリー）がいる。若手時代はラジオの帯番組等を担当し、TBSの松坂慶子などと呼ばれていた。

1984年10月より4年間、TBSの看板ニュース番組だった「JNNニュースコープ」平日版のメインキャスターを田畑光永と共に務めた。その後、週末版のキャスター（1989年10月～1990年3月）を経て、1990年4月からは後継番組である「JNNニュースの森」の週末版メインキャスターを務める。2004年3月末に降板するまで、「ニュースコープ」時代を含め、足掛け19年以上にわたり同局の看板報道番組のキャスターを務める。
凛とした表情でニュースを伝えることに徹した彼女のアナウンス技術は評価が高く、アナウンサーとしての目標に掲げる女性アナは、TBS以外の放送局でも少なくない。現在、TBSテレビジョンの毎日の起点時刻、若しくは放送開始・終了時刻に放送される「ジャンクション」のナレーションは彼女の声である。

「ニュースコープ」初の女性キャスターを務めたことで、女性のニュースキャスターのさきがけとなった。　現在は、TBSニュースの解説委員となり、コメンテーターとしての出演が多くなったことで、ニュースキャスターとしての第一線からは退き、現在は、年末年始等の編成上イレギュラーな時期にニュース番組に姿を見せるのみである。講演活動にも力を入れており、ラッコと海洋動物に造詣を持ち、ラッコに関する著書を出版した。