名古屋カテドラル聖ペトロ・聖パウロ大聖堂
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名古屋カテドラル聖ペトロ・聖パウロ司教座聖堂 (the Cathedral of St. Peter and St. Paul) は、名古屋市東区のカトリック教会。カトリック名古屋司教座聖堂。通称;布池教会。ローマ教皇庁による教会免許名称は“日本国愛知県名古屋市東区聖ペトロ・聖パウロ小教区”。
[編集] 概要
1962年(昭和37年)3月21日、カトリック名古屋知牧区の名古屋司教区への昇格を同年4月16日に控えて献堂(発足)。初代名古屋司教として司教座に着座したのは松岡孫四郎司教である。同年10月11日にローマ司教ヨハネス23世の命によりバチカン聖ペトロ大聖堂にて第2バチカン公会議が召集された。古くからの東海・北陸地方のカトリック信者等にとって、1962年は思い出深い年である。
聖堂建築はゴシック様式で、四方をステンドグラス(ドイツ製、イタリア製)に囲まれる。大聖堂入口に面するステンドグラスはローマ帝国迫害時代の殉教者聖セシリアを描いたもの。大聖堂内側面に配列された木製レリーフ(ドイツ オーベルブェルガム製)はイエスの十字架の道行きを描いたものである。
教会の記念する聖人である聖ペトロはイエスの弟子の一人で初代ローマ司教。聖パウロはローマ帝国市民権を持った元ファリサイ派で、独特の信仰体験を経て異邦人の使徒となった人物。
[編集] 交通
- 名古屋高速都心環状線 東新町出入口
[編集] 関連項目
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