名鉄東部観光バス
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名鉄東部観光バス株式会社は、バス運送と旅行業を事業とする会社で、本社は、愛知県岡崎市大西町にある。
観光バス車両による貸切バスの運行が主だが、蒲郡市内(一部路線は豊橋市内まで)を走る「サンライズバス」の運行、名鉄バス岡崎営業所管内の一部路線の運行管理の受託、碧南駅〜吉良吉田駅~吉良高校間の「ふれんどバス」の運行管理の受託などの路線バスの運行、西尾駅(一部は蒲郡駅前)と中部国際空港を結ぶ空港バスの運行をしている。
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[編集] 沿革
事業そのものの創立は1953年9月30日だが、1999年4月1日に名鉄グループの岡崎観光自動車と豊田観光が合併して名鉄東部観光バスとなった。2003年5月1日には蒲郡市の三河交通が同社に統合した。
[編集] 概要
[編集] 代表者
- 望月 弘隆(代表取締役、名鉄バス取締役を兼任)
[編集] 営業所
- 本社営業所 444-0811 愛知県岡崎市大西町字渕田19-1 0564-22-4883
- 豊田営業所 471-0836 愛知県豊田市鴻ノ巣町1-8 0565-28-3192
- 蒲郡営業所 443-0036 愛知県蒲郡市浜町77-2 0533-68-5251
[編集] 路線バス
[編集] サンライズバス
サンライズバスは1990年に名鉄バス蒲郡営業所が分社化された際に出来た名称で、1999年4月1日の三河観光バスへの吸収合併(合併後の社名は「三河交通」)、そして三河交通の名鉄東部観光バスに営業譲渡を経ても、蒲郡市内を走るバスの愛称として残されており、豊橋駅を発着する路線もある。 下記に掲げる路線のルートは一例で、区間の乗り入れ、短縮折り返しがある。
- 西浦病院循環線(西浦温泉前~蒲郡駅前~蒲郡市民病院前〜蒲郡駅前~西浦温泉前)
- ラグーナ蒲郡線(蒲郡駅前~ラグーナ蒲郡~三河大塚駅前)
- 市役所通線(西浦駅前~三ヶ根駅前~蒲郡駅前~蒲郡市民病院前〜三谷温泉前〜丸山住宅)
- 豊橋線(豊橋駅前〜三河大塚駅〜ラグーナ蒲郡〜三谷温泉〜蒲郡市民病院前〜蒲郡駅前〜西浦温泉前)
[編集] 名鉄バスからの受託
[編集] 本社営業所受託分
[編集] 名鉄バス岡崎営業所管内
- 安城線(新安城~池浦~安城駅前~城南~安城更生病院)
- 安城線(新安城~池浦~安城駅前)・・・途中までなので、1日1本程度しかない。
- 岡崎・安城線(東岡崎~矢作~本郷~別郷~安城駅前)
- 岡崎・幸田線(東岡崎~芦池橋~岡崎駅前~上地~坂崎~大草~幸田駅前)
- 岡崎・幸田線(東岡崎~芦池橋~岡崎駅前~願成寺前~上地西~ソニー)
- 岡崎・坂戸線(東岡崎~康生町~矢作橋~牧内~西岡崎駅)
- 岡崎・坂戸線(東岡崎~康生町~矢作橋~牧内~坂戸)
- 岡崎線(東岡崎~梅園学校前~橋目~フタバ産業前)
- 中之郷線(岡崎駅西口~中之郷~上六名町~東岡崎)
- 竜美丘・日名町線(岡崎駅前~光ヶ丘~大西町~東岡崎)
- 竜美丘・日名町線(岡崎駅前~光ヶ丘~大西町~東岡崎~康生町~魚町~日名町)
- くらがり線(額田支所前~石原~くらがり渓谷)
- くらがり線(額田支所前~宮崎出張所前~石原)
- 桜形線(東岡崎~康生町~市民病院~須渕~桜形)
- 桜形線(東岡崎~康生町~若宮町~市民病院)
- 大沼線(東岡崎~康生町~上米河内~大沼)
- 大沼線(東岡崎~康生町~岡崎北高前~上米河内)
- 大沼線(東岡崎~大樹寺~上米河内~大沼)
[編集] 豊田営業所受託分
[編集] 名鉄バス知立営業所管内
- 知立団地循環線(知立~知立団地~知立)<この路線は時間帯によって経路が変わる>
[編集] 名鉄バス豊田営業所管内
[編集] 空港バス
- 西尾空港線
[編集] 市町村からの受託
- ふれんどバス
- 碧南駅〜毘沙門~平坂小南〜平坂港前〜寺津神社前〜刈宿〜一色高校西〜大宝橋~松木島〜吉良吉田駅~吉良高校
- 名鉄三河線の一部区間(碧南〜吉良吉田)廃止に伴い、代替バスとして碧南市・西尾市・一色町・吉良町からなる、ふれんどバス運行協議会からの委託され2004年4月1日から運行を開始。運行距離は17.1km、停留所数19、全区間の所要時間は40〜57分(これは吉良吉田駅で電車連絡のための0〜16分の時間調整によるもの)。200円の均一運賃だが、乗車は後ろ乗りで降車時に支払い、整理券は運賃半額となる(通学定期券利用者を除いた)18歳未満の乗客のみが取り、降車時に運賃と共に料金箱に入れる。小学生未満は無料。大人用定期券は持参人方式で購入者本人でなくとも使用可能で、通学定期券は大学等への通学なら18歳以上でも利用できる(但し、通学証明書などが必要)。バス車両はサンライズバスと共通。
- 本来、バス転換される場合は従来の鉄道運賃より割高になる傾向があるが、鉄道路線維持のために赤字補填していた年間2億円といわれた額に対し、バスの運行維持費が数分の一だったために利便性を優先して運賃を低く抑えた。しかしながら利用者数は鉄道当時の2割弱に落ち込んでおり、開業後1年間の統計によれば、利用者1人あたり98円の補助金を運行協議会が拠出している。運行頻度は平日の朝夕は毎時2〜3本、それ以外は毎時1本で、始発が5時台から最終が22時台と鉄道当時のダイヤに近い形で設定されていて、碧南と吉良吉田で鉄道路線に連絡している。早朝の吉良高校→吉良吉田駅と、夜間の吉良吉田駅→吉良高校の運行が一部休止される。
- 碧南、吉良吉田での鉄道路線への連絡以外に沿線の高校への通学手段を確保する意味もあり、路線開設に当たって鉄道の西一色駅の代わりに一色高校西停留所を設置、さらに吉良吉田駅~吉良高校を延長し、運賃も高校生を含む18歳未満までを小人料金としている。開業当初に比べ停留所数も増やされ、さらに現在の碧南駅発着から、近くに高校のある碧南中央駅までの路線変更および延長を望む声もあるが、運行費用負担などの問題もあり実現には至っていない。
- ふれんどバス運行協議会の2市2町による運行費用負担の割合は、各自治体の均等割と市町域内の運行距離割、停留所数割を算出根拠とする。そのため希望して自らの市町域内にバス停留所を増設した場合は、自治体が運行費用増を自己負担することになるが、他市町が希望した路線延長や停留所増設の場合でも、延長や増設をした自治体の負担増になってしまう。
[編集] 関連サイト
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