四ヶ町商店街
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四ヶ町商店街(よんかちょうしょうてんがい)は、長崎県佐世保市にある商店街。全長は516mで直線でつながっている三ヶ町商店街の長さを含めると960mとなり、直線のアーケード街としては日本一の長さとなる。「四ヶ町」という名前の由来は、商店街が上京町・下京町・本島町・島瀬町の4つの町で形成されていることから。
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[編集] 歴史
- 1953年 本島町・島瀬町にあったセントラル商店街と上京町の京栄会が共同で行った四ヶ町連合大売出しをきっかけに四ヶ町商店街が誕生。
- 1966年 四ヶ町アーケードが完成。
- 1990年 アーケードを全面改装。
- 1996年 きらきらフェスティバル開催。
- 1997年 四ヶ町商店街、佐世保玉屋、三ヶ町商店街を「さるくシティ4○3」と命名。
[編集] 店舗
佐世保駅方面から入口に入ると比較的昔から経営している店舗が立ち並び、本島町付近から島瀬町付近までファッションビル、書店、雑貨店、レストラン、ミスタードーナツやマクドナルドなどのファストフード、ドトールコーヒーやスターバックスコーヒーなどのカフェ、専門店が並ぶ。中心市街地にはめずらしくジャスコがあり、またすぐそばには親和銀行本店もあってこの付近が1番通行量が多い。1月2日の早朝に行われる初売りは約20万人の人出となる。
[編集] 現状
佐世保市と同規模の都市に比べてこの商店街が賑わいを見せている要因としては、国道35号に平行して市役所と佐世保駅約2kmの間を貫くように市街地が形成されているという、平地の少ない佐世保独特の地形からいえる。商店街の近くに主要施設が一通り揃っているため、用事を終えた後の買い物がしやすく、市民にとって利用しやすいことが要因とされる。さらにここ数年、佐世保市中心部にマンション建設が急激に増え、市街地の人口が増加しているということも挙げられる。しかし、これらにより通行量は増加しているものの、老舗店舗の閉店や売り上げ減少、福岡市や郊外のショッピングセンターへの流出が問題となっており、特に福岡市への消費者流出は九州6都市(長崎市、佐世保市、熊本市、大分市、宮崎市、鹿児島市)の中でも佐世保市がトップであり[1]、テナントの充実など早急の対策が望まれている。
そういった経緯もあってか、佐世保市相浦町にイオン九州が九州最大規模の郊外型大型商業施設の出店計画に反対し、署名活動も行っていた[2]。その結果、佐世保市の光武顕市長は、イオンに対して出店予定地の商業利用を認めないことを発表している。
[編集] アクセス
- 佐世保駅から徒歩5分
- 路線バス:佐世保駅前から西肥バス、佐世保市営バス「京町」または「島瀬町」下車。「京町」バス停からは、京町通りアーケードと直結している。
- 松浦鉄道:佐世保中央駅下車、駅を出てすぐ。連絡通路の方へ行くと、ジャスコ佐世保店と佐世保共済病院に直結している。