地蔵塚古墳 (埼玉県)
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地蔵塚古墳(じぞうづかこふん)は、埼玉県行田市の若小玉古墳群内にある方墳である。
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[編集] 概要
一辺28メートル、高さ4.5メートルの方墳。墳頂部に地蔵堂が祀られていたのでこの名がある。1963年3月29日、埼玉県の史跡に指定。
[編集] 埋葬施設
奥壁と天井石に緑泥片岩、その他は角閃石安山岩を使用した横穴式石室
- 玄室長4.1メートル・中央部幅3.6メートル、奥壁幅1.8メートル、高さ2.4メートル
石室に北武蔵唯一の線刻画が、左壁・右壁及び奥壁に、描かれており、烏帽子を被った人物、馬、水鳥、家と思われるものが確認できる。その造営年代は7世紀の中葉頃から後半と考えられている。石室は壁画保護のため施錠されているが、埼玉県立歴史と民俗の博物館に複製が展示されている。