城井長房
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城井 長房(きい ながふさ、永正3年(1506年) - 天正16年(1588年))は豊前国の戦国大名城井氏十五代当主。城井正房の子。名は長輔、長甫とも。
九州の城井氏の当主であるが、自身は九州に本拠がありながらその政務をほとんど行なわず、本家筋の下野宇都宮氏の内情に常に介入していたという。芳賀高経の反抗を食い止めたり、幼少の宇都宮広綱の家督を相続させることができたのは、この長房の仲介によるものだという。城井氏自身の領国については子の鎮房が政務をとった。
1588年、黒田官兵衛と黒田長政父子の策謀によって、子の城井鎮房ら一族ともに殺された。
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