埼玉県道12号川越栗橋線
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埼玉県道12号川越栗橋線(さいたまけんどう12ごうかわごえくりはしせん)は、埼玉県川越市と北葛飾郡栗橋町を結ぶ県道(主要地方道)である。国道254号、国道17号、国道122号、国道4号といった、埼玉県内を縦断する主要国道を環状に結ぶ為、利用する車両は非常に多い。この道路は、通称「川栗線」とよばれる。
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[編集] 概要
[編集] ルート
起点は埼玉県道15号川越日高線との交点である、川越市の連雀町交差点で、北上した札の辻交差点まで埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線と共用する。国道254号と交差し、入間川を越えて比企郡川島町、荒川を越えて桶川市に入る。川田谷交差点から藤波交差点まで埼玉県道57号さいたま鴻巣線と共用、市内を東西に横断しながら旧中山道(埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線)、国道17号と交差する。南埼玉郡菖蒲町で国道122号と交差、久喜市で東北自動車道を陸橋で越え、北葛飾郡鷲宮町の西大輪交差点から埼玉県道3号さいたま栗橋線と合流する。北葛飾郡栗橋町の高柳交差点で国道125号と合流し、国道4号と接続する栗橋交差点まで共用する。
[編集] 桶川市内の2車線化
桶川市内での混雑が大変ひどく、特に道幅の狭い川田谷地区では生活環境が悪化している。このため、現在の川田谷支所から江川付近まで片側2車線の直線バイパス道路を建設している。江川から下日出谷地内では土地区画整理事業に合わせて一部路線新設を行って片側2車線化道路が、数百メートルだけ供用されている。泉地内から旧中山道にかけて、高崎線を高架道路(べにばな陸橋)で交差するが、この陸橋も4車線化に備えて作られている。旧中山道と交差する市役所入口交差点から国道17号と交差する坂田交差点を経て、坂田地内までも4車線化に備えて土地取得が行われている。また、坂田交差点はスムースな通過を目指して立体交差化が行われる予定で、周辺の土地の取得が行われている。
[編集] 通過する自治体
[編集] 接続する路線
- 埼玉県道15号川越日高線(川越市)
- 埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線(川越市)
- 国道254号(川越市)
- 埼玉県道74号日高川島線(比企郡川島町)
- 埼玉県道57号さいたま鴻巣線(桶川市)
- 埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線(桶川市)
- 国道17号(桶川市)
- 埼玉県道77号行田蓮田線(南埼玉郡菖蒲町)
- 国道122号(南埼玉郡菖蒲町)
- 埼玉県道3号さいたま栗橋線(北葛飾郡鷲宮町)
- 国道125号(北葛飾郡栗橋町)
- 国道4号(北葛飾郡栗橋町)
[編集] 重複区間
- 埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線 - 川越市連雀町~札の辻
- 埼玉県道57号さいたま鴻巣線 - 桶川市川田谷~上尾市藤波
- 埼玉県道77号行田蓮田線 - 南埼玉郡菖蒲町下栢間
- 埼玉県道3号さいたま栗橋線 - 北葛飾郡鷲宮町西大輪~北葛飾郡栗橋町高柳
- 国道125号 - 北葛飾郡栗橋町高柳~栗橋