夜想曲第5番 (ショパン)
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フレデリック・ショパンの夜想曲第5番嬰ヘ長調作品15-2は前作同様1831年作曲・翌々年に出版された。非常に晴れやかな作品で中間部も嬰ハ長調であることから聴衆受けもよく、比較的頻繁に取り上げられる。
三部形式。4分の2拍子。
弱起の嬰イ-ロの開始。アルペジョをふんだんに使用して流動感を演出している。半音階下降進行の装飾音などピアノの持つ能力を自在に取り入れている。
中間部では作者お得意の「二倍の速さ」。嬰ハ長調の5連符の上に付点リズムという常識を破る構成で主題部と対照をつけている。活気もあり中間部を短調とする構成より成功している。 最後には嫋々とした主和音のアルペジョで落ち着いた締めくくりをしている。