学園ソドム ~教室の牝奴隷達~
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学園ソドム ~教室の牝奴隷達~ | |
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対応機種 | PC9800シリーズ Windows3.1/95 |
発売元 | PIL |
発売日 | 1994年5月24日 |
ジャンル | リアルタイムシミュレーションゲーム |
レイティング | 18禁 |
キャラクター名設定 | 可 |
エンディング数 | ? |
セーブファイル数 | ? |
エンジン | ? |
画面サイズ | 640×480 16bit |
BGMフォーマット | CD-DA |
キャラクターボイス | なし |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
『学園ソドム ~教室の牝奴隷達~』(がくえんソドム きょうしつのめすどれいたち)は1994年5月24日にPILより発売された18禁リアルタイムシミュレーションゲーム。当初はPC-9800シリーズ、Windows3.1用であったが、後にRemasters版でWindows98に、SM3800シリーズ版でWindows2000以降に対応した。
目次 |
[編集] 概要
株式会社ストーンヘッズのSM専門レーベルPILの第二弾。SMプレイではなく、刑務所から逃げ出した脱獄犯により、平和な女子校が修羅場と化す設定であり鬼畜・陵辱にこだわった作品。原画が人気の同人作家であったこともあり人気を博した。学校というなかば日常的な公共の場で行なわれる陵辱ということもあり、CGの見せ方にも工夫が凝らされていた。原画を担当したすえひろがりの画にふさわしく、学校に押し寄せた報道陣のカメラの前での全裸食料運搬など屋外露出シーンも多い。
これらの設定は、1979年に起こった三菱銀行人質事件をモデルにしていると思われる。タイトルの由来は人質事件を起こした犯人が影響されたという映画『ソドムの市』からであろう。また、制作者の田所広成は「映画『高校大パニック』をヒントにした」とも語っている。
ゲームシステムはリアルタイムシミュレーションと呼ばれる時間制限の選択式。選択肢が出たら制限時間内にどうするかを即決せねばならず、数回タイムオーバーになるとゲームオーバーとなる。同様のシステムは後に家庭用ゲーム機で出たセガの『サクラ大戦シリーズ』でも採用されている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
主人公は大学生であり義理の妹と暮らしている。その朝も彼は義妹に起こされ、教育実習先である義妹の学校に向かった。テレビでは死刑囚が脱獄したという物騒なニュースが流れてはいたが、平和な朝であった。
教育実習最終日のその日、主人公の最後の授業中にとつぜん教室に1人の男が銃を持って乱入してくる。そして義妹のクラスの生徒と担任教師などがそのまま人質にとられてしまった。彼は朝のニュースでやっていた脱獄した死刑囚であり、連続婦女暴行犯であった。彼は最後の快楽を求めて脱獄し、格好の獲物を発見したのだ。長い禁欲生活に飢えた男は、人質を盾に仲間を釈放させ、学園にたてこもる。
死を覚悟し、最後の享楽に身を任せようとする二人は散弾銃を片手に次々と酸鼻な要求をし続ける。果たして主人公は義妹やクラスメートを救うことができるのか・・・。
[編集] 登場人物
- 主人公(初期設定:神林明(かんばやし あきら))
- 大学生で、義妹の通う『聖マリアンヌ学園』に教育実習に行っている。プレーヤーキャラクター。
- 神林未玖(かんばやし みく)
- 主人公の義理の妹。メインヒロイン。思春期の少女らしく性的な好奇心にあふれる美少女。明るい茶色の髪をツインテールにまとめてる。明るい性格で友人も多いが、心の奥では義兄を慕い、ほのかな恋心を抱いている。
- 後藤美由紀(ごとう みゆき)
- 未玖のクラスメートで、いわゆる不良娘。さほど服装に乱れは無いが髪をぼさぼさのポニーテールに束ね、何事にもやる気を見せない。勉強は嫌いで体育が得意。灰田と黒岩の陵辱に真っ先に身を挺するなど、義侠心にあふれる。
- 氷野綾乃(ひの あやの)
- 未玖のクラスメートで、いわゆるお嬢様。父親が大企業の社長で学園の理事長でもあるためわがままな性格である。長いロングストレートの髪で、容姿端麗。真っ先に逃げの姿勢を見せたため、陵辱の標的とされる。
- 椿いずみ(つばき -)
- 未玖のクラスメートでいわゆる委員長キャラ。眼鏡をかけたおかっぱのおとなしい少女。成績優秀で学園でも1、2を争う。
- 千堂知香(せんどう ちか)
- 神林と同じ教育実習生の女子大生。おっとりしていて同性からも好かれるタイプ。男性経験がほとんどなく、性的なことはほとんど未経験。灰田たちに「性教育」されてしまう。
- 吉岡聖美(よしおか きよみ)
- 未玖の担任であり、神林や千堂の指導教官。ハイミス風の固いファッションにつりあがった眼鏡をかけ、髪をアップにまとめたお堅い女教師。生徒の評判は悪い。陵辱に晒され、隠していた性癖が露見してしまう。
- 灰田重義(はいだ しげよし)
- 連続婦女暴行および殺人の罪で死刑が確定した死刑囚。拘置先のU刑務所を脱獄し、O市にある『聖マリアンヌ学園』を襲う。痩せ型の筋肉質な体型をしており、女性を嬲ることが何より楽しみ。爬虫類のような冷たい目をしており、性格は残忍そのもの。頭も切れ、黒岩を手下に陵辱の限りをつくす。
- 黒岩正人(くろいわ まさと)
- 灰田の子分にあたる連続婦女暴行および殺人の共犯者。C刑務所に無期懲役で服役中だったが、灰田の要求により釈放され学園にやってくる。灰田を心のそこから信頼しており、あまり頭は良くない。興奮すると何をしでかすかわからない激情家。
[編集] スタッフ
- シナリオ:南泌流夫
- 原画:すえひろがり(末広雅里)
[編集] シリーズ
- PCゲーム
- 学園ソドム Remastars
- 1999年5月21日発売。内容はそのままで、Windows98に対応した製品。CGがフルカラー化、音声がフルボイス化された。初回限定版には、元々雑誌「メガストア」の付録として付けられていたおまけゲーム「学園ソドム・嘘版(通称「学園嘘ドム」)」が付いた。その後PILの廉価版ブランドSM3800シリーズとして販売されている。
- 学園ソドム2
- おかしくなった化学教師が自作の爆弾で生徒を人質に女子校に立てこもるという設定で、全編フルボイス・フルアニメーションの作品になるはずであったが、諸事情により発売されなかった。後に発売されたOVA版学園ソドムは本作の設定を基に作られている。
- マスカレード ~地獄学園SO/DO/MU~
- 2006年5月26日。発売はストーンヘッズの女性向けアダルトゲームブランドPIL/SLASH。「凶悪犯が学校に立てこもる」というコンセプトをそのまま男子校に置き換えており、全編男同士の絡みが繰り広げられる。
- 書籍
- PIL ANTHOLOGY COMIC SADISTIC LOVE(コンパス社発行) ISBN 4906407617
- 原画のすえひろがり(末広雅里)による後日談的なコミックが掲載されている。
- 小説版学園ソドム(コアマガジン社発行) ISBN 4877341064
- 作者は翠川登志。アダルトゲーム雑誌「メガストア」に連載後、1997年に単行本化。
[編集] 関連作品
- PCゲーム
- 1999年6月25日発売。発売はPIL。直接関連は無いが、吉岡聖美エンドにおいて主人公が彼女をSM調教するシーンがあり、最終テロップにNEXT SEEK2…と書かれたため物議をかもした。発売されたSEEK2では調教する奴隷の1人に公約通り?女教師が加わっており(名前も顔も違うが)、ファンの溜飲を下げた。
- タイピングSM 鞭打
- OVA
- 学園ソドム VOL.1
- 学園ソドム VOL.2
-
- いずれもグリーンバニー制作。ビデオ、ビデオディスク、DVDで発売。内容は前述の通り未発売の学園ソドム2のストーリーをもとにしており、本作とは大きく異なっている。
- テーマソング
- メガストアギミックスに収録。ブルース風の電波ソング。
[編集] 外部リンク
- ストーンヘッズ公式サイト(18禁)
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