安江良介
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安江 良介(やすえ りょうすけ、男性、1935年8月26日 - 1998年1月6日)は昭和・平成期の編集者、出版人。岩波書店元社長。
[編集] 人物・来歴
石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業後、1958年に岩波書店へ入社。「世界」編集部を経て、1967年から1970年まで当時・美濃部亮吉東京都知事の特別秘書としてブレーンを務めた。1971年「世界」編集部へ戻り、翌年(1972年)から1988年まで編集長を務める傍ら、1984年に取締役、1988年に常務取締役、1990年に4代目社長へ就任し、1997年に相談役へ退く。作家の大江健三郎とは岩波新書「ヒロシマ・ノート」執筆のために取材し、同行した長年の友人だった。
[編集] 著書
- 『世界』の40年
- 孤立する日本―多層危機のなかで