寧夏回族自治区
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寧夏回族自治区 宁夏回族自治区 |
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略称: 宁 (ピン音: Níng) | |
自治区首府 | 銀川市 |
最大都市 | |
区委書記 | 陳建国 |
自治区主席 | 馬啟智 |
面積 | 66,000 km² (27位) |
人口 (2004年) - 人口密度 |
5,880,000 (29位) 89.1/km² (25位) |
域内総生産 (2004年) - 一人あたり |
460.4億元 (30位) 7830元 (23位) |
人間開発指数 (2005年) | 0.712 (中) (26位) |
主な民族 | 漢民族 - 79% 回族 - 20% 満州族 - 0.4% |
地級行政区 | 5 |
県級行政区 | 21 |
郷級行政区 | 219 |
ISO 3166-2:CN | 64 |
公式サイト |
寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく、ピン音: Níngxià Huízú Zìzhìqū)は中華人民共和国西北部に位置する自治区である。首府は銀川市。
目次 |
[編集] 地理
自治区北部は内蒙古自治区、南部は甘粛省と接する。東部の一部は陝西省と接している。
自治区は黄河の上流域に位置し、地勢は全体として南が高く北が低い。南部は黄土高原や六磐山地が大部分を占め、北部は寧夏平原が大部分を占め、西北部は賀蘭山が占めている。
黄河沿いの寧夏平原には、銀川をはじめとする都市が集中し、人口も集中している。
中部の固原より北は北部、南は南部と区分されている。
砂漠化が進んでいる地域の一つでもある。
[編集] 気候
一月の平均気温は北部が-10度、南部が-8度、七月の平均気温は北部が22度、南部が18度で、北部が南部より温度差が大きいのが特徴である。
年の平均降水量は北部が約200ミリ、南部が500ミリで、南部が湿潤で北部が乾燥している。
[編集] 民族
回族はイスラム教徒で長年の混血のため外見上は漢族と見分けがつかないが、起源は元代に中国に流入したトルコ人、ペルシャ人、アラブ人などの西域民族とされている。回族が自治区人口の三分の一を占め、残りは殆どが漢族である。
[編集] 歴史
秦の属地・北地郡であり、漢代には朔方郡となった。宋代にはタングート民族が勢力を拡大して西夏王国を建国した。西夏の都は現・銀川にあり、シルクロードを押さえて強盛を誇ったが、モンゴルに滅ぼされた。元代に寧夏路が設置されたが、この頃から西方民族が流入してイスラム化が進行した。明清時代には寧夏府が設置されている。
[編集] 経済
黄河が流れる寧夏平原は昔から魚や米がよく収穫され、「天下黄河富寧夏」といわれた。
農業における主要な作物は北部では小麦、水稲、玉米、油菜、甜菜、西瓜等、南部では麦、胡麻などがある。また、自治区は中国でも上位に位置する著名な羊の毛皮の産地で、中国各地に売られている。
インターネット化は遅れており、自治区政府の公式サイトは今のところ存在しない。
[編集] 行政区画
寧夏回族自治区は銀川市、呉忠市、石嘴山市、固原市、中衛市の5地級市(地区クラスの市)を管轄する。
- 銀川市:賀蘭県、永寧県、城区、新城区、郊区
- 石嘴山市:平羅県、陶楽県、恵農県、大武口区、石嘴山区、石炭井区
- 呉忠市:市区、霊武市、青銅峡市、塩池県
- 固原市:固原県、海原県、西吉県、隆徳県、泾源県、彭陽県
- 中衛市:市区、中寧県、同心県