岡野博行
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[編集] 岡野博行
岡野博行(おかのひろゆき HIROYUKI OKANO,1962年11月27日 - )はクラシックプロデューサー。東京都出身。
日本のクラシック界を代表する音楽プロデューサー。コロムビアミュージックエンタテインメントでJクラシックを立ち上げ、これまで、クラシックでは、大江光、田部京子、福田進一、高木綾子、高嶋ちさ子、加羽沢美濃、本田美奈子、ジャズでは矢野沙織などを担当し、プロデュースしている。
代表作は、ノーベル賞作家大江健三郎の息子大江光を世に出した「大江光の音楽」、本田美奈子をクラシックの世界に導いた「アヴェ・マリア」「アメイジング・グレイス」、現在報道ステーションのテーマ曲を担当しているジャズサックス奏者矢野沙織を見出しデビューさせた「YANO SAORI」など。
[編集] 受賞歴
- 1992年、「大江光の音楽」をプロデュース。日本ゴールドディスク大賞 をクラシック部門で受賞。
- 1994年、「大江光ふたたび」で、同じく]日本ゴールドディスク大賞、また日本レコード大賞企画賞を受賞
- 1996年、小泉浩「現代日本フルート音楽の諸相」で、レコード・アカデミー賞を受賞。
- 1999年、幸田聡子「美空ひばり・オン・バイオリン」で、日本レコード大賞企画賞を受賞。
- 2005年 本田美奈子「アメイジング・グレイス」で日本ゴールドディスク大賞をクラシック部門で受賞。
[編集] 活動
コロムビアミュージックエンタテインメントで、クラシックを中心にプロデュース活動を展開。DENONレーベルで、海外録音も手がけるが、1996年には、日本人アーティストのクロスオーバー路線であるJクラシックを立ち上げる。2003年にはジャズにも進出。