岩手日報IBCニュース
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岩手日報IBCニュース(いわてにっぽうあいびーしー- )は、アイビーシー岩手放送におけるラジオ・テレビニュースの名称である。かつては「岩手日報ニュース」の名称を使用していた。
同社が岩手県を代表する地方紙「岩手日報」との関係が深いことからこう称されている。あくまで名称だけで、岩手日報は番組制作に深く関与していない。
RABの「東奥日報ニュース」などと同様、テレビ版はローカルニュースのみだが、ラジオ版は全国ニュースも織り交ぜて放送している。
テレビ版・定時ニュースのテーマ曲は、同局で夕方放送の「ニュースエコー」の短縮版もしくはアレンジ版が用いられており(80年代より音楽家の佐藤将展が作曲)、同番組のリニューアルと連動してタイトルバックとともに改変されるのが通例となっている。
2006年10月2日から、地上デジタル放送開始とニュースエコーのリニューアルに合わせ、ハイビジョン対応のオープニング・エンディングに変更された。この際「IBC NEWS」と改題した(「協力:岩手日報」とクレジット)が、1週間程度でもとの「岩手日報IBCニュース」に戻されている(但しタイトル画以外の本編はハイビジョン制作でないため、地デジTVで画面設定がフルモードの場合、左右に黒帯が入る)。
現在「ニュースエコー」とはセットが異なるものの、以前は共通のセットを使用していたため、この番組の時だけ背後に「IBC NEWS」などと描かれた衝立を置いて差別化していた。
[編集] テレビ版の放送時間
昼
- 月~金は「ピンポン!」、週末は「JNNニュース」への内包で放送のため、
タイトルは流れないが、同じセットを背にして放送している。テロップの形式もまったく同じである。ニュースエコーの天気コーナー担当アナが日替わりで受け持っている(早番アナ担当の場合もあり)。
平日夕方
- 月曜~金曜 15:55~(本編終了後にその日の「ニュースエコー」の予告。'04年より)。11時台同様、ニュースエコー天気コーナー担当アナの受け持ち。
週末夕方(「JNNイブニング・ニュース」の後に放送)
- 土曜 18:50~
- 日曜 17:20~
※イブニング・ニュース終了後には告知のクレジットが入る。
夜
- 月曜~木曜 23:52~(「筑紫哲也NEWS23」の後に放送。岩手県内あすの天気を画面左上に表示)
※月曜は「NEWS23」と「月+」の合間に放送。事前に告知のクレジットが入る。
- 金曜~日曜 21:54~(本編終了後に天気予報を放送)
[編集] ラジオ版の放送時間
月曜~金曜
- 5:55(「生島ヒロシのおはよう一直線」内)
- 7:00、8:14、9:00、10:00(「朝からRADIO」に内包)
- 11:00、12:00、13:00(独立番組として放送)
- 14:00、15:00、16:00(「ワイドステーション」に内包・同番組の男性アナウンサーが担当を兼務)
- 18:02(「イヴニングナビゲーション」に内包)
土曜
- 7:03、8:14、9:00(「水越かおるのすっぴん土曜日」に内包)
- 11:00(独立番組として放送)
- 12:00(「神山浩樹のサタデーまねき猫」に内包)
- 13:00、14:00(「大塚富夫のタウン」に内包)
- 15:00、16:00、17:50(独立番組として放送)
日曜
- 7:00、8:00、9:55、12:00(独立番組として放送)
- 15:00、16:05(「のりこの週刊おばさん白書」に内包)
- 18:00(独立番組として放送)
※以前は月~土の22:30から22:40、日曜の23:00から23:10にも岩手日報IBCニュースがあったが、2005年春の日曜廃止をもって全てが消え、日中のニュースデスク担当アナがそのまま遅番勤務という形になった(21:55のテレビニュースまで担当)。また「朝からRADIO」が始まった2006年春からは局アナのニュース早番勤務が一時的に復活した。但し人件費削減の観点から、11月からは全ての曜日がパネット所属の女性フリーアナ(IBCアナウンス部OG)が早番ニュース勤務に赴いている(平日は11時のニュースまで、土日は正午のニュースまで担当。テレビ画面への顔出しはしない)。
なお2007年1月からの早番は週の前半(月・火・水)が局アナ、後半(木・金・土・日)が女性フリーアナという体制になっている。