生島ヒロシのおはよう一直線
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生島ヒロシのおはよう一直線(いくしま-いっちょくせん)はTBSラジオをキー局に日本時間の毎週月曜-金曜の5:30-6:30に放送されているラジオ番組。パーソナリティは元TBSアナウンサーの生島ヒロシ。
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[編集] 番組概要
放送開始は1998年4月6日。ネット局は関西圏の毎日放送(かつてはネットしていた)、朝日放送、和歌山放送を除く全国JRN加盟31局で放送。ハワイの「KZOO」でも放送されているハワイ時間で日曜-木曜10:30-11:30に同時放送)。
番組開始当初は「三菱ふそうドライバー応援団」というサブタイトルが付き、三菱自動車の単独提供(一部、6時台のみの単独提供)だったが、業績不振のためスポンサーを打ち切り(当時はまだリコール問題は発覚していない)。現在は化粧品・健康食品のDHCが6時以降の単独提供となっている。また、2007年3月までは6時の時報後には改めて5時30分のオープニング曲が流れてたが、4月からは生島ヒロシのニュースヘッドラインが6時の時報後の最初のコーナーなったと共にニュースヘッドライン後に流れるBGMも5時30分のオープニング曲とは違う曲が流れている。(※生島が休暇中でも生島の声で番組タイトルがサウンドロゴとして流れる。)
なお、放送開始当時は「榎さんのおはようさん!」の流れから、静岡放送や中国放送などで6時から30分のみ放送していたが、2000年春の改編から5時30分からに変わり全局同じ放送時間となった。
番組は朝一番のニュース、スポーツのほか、第1部後半には介護・高齢者福祉問題やボランティア活動にスポットを当てた「生島ヒロシのいきいき生活」(ユニ・チャーム ライフリー提供)、第2部ではスポーツ、芸能、生活情報を更に掘り下げたコーナー「生島ヒロシの○○一直線」があり、田淵幸一や実弟である生島淳などが電話出演する。
生島ヒロシが会長である事務所・生島企画室と関係が深く、所属のタレントや業務提携しているタレントや文化人が多く出演しているのが特徴である。また、事務所のタレント(高田景子・千綿舞子)が「あなたへモーニングコール」に出演したり、実弟の生島淳が他番組に多く出演するなど、TBSラジオ全体でも関係が強くなっている。
生島ヒストリーでは、生島ヒロシが「スタンド・バイミー」に乗せて自分自身の半生を振り返ったり、出来事の思い出などを語る。毎回1,2分程度の余った時間にあるコーナーであり、1つの話題に対しかなり断片的に語るため、かなり長い期間続いていたが現在はタイトルを「生島コラム」に改めて主に週刊誌からの記事を紹介している。
エンディングでは、田村あゆちかロバート・オハラか牧山弘江による英語一期一会があり、1週間同じの英語のフレーズを通称“若旦那”が読み、生島が振った時は担当気象予報士、スペシャルウィークの場合はその日のゲストも読む。(次番組「森本毅郎 スタンバイ」の準備や気分次第では生島1人でやることもある)
宮崎ディレクター(若旦那)の片言の英語は度々ネタの対象になる。その後に相田みつをなどの詩の一部など、人生の教訓の言葉を読み、最後に「Have a Niceday and goodluck」(月-木)や「Have a Nice Weekend and goodluck」(金)と別れの挨拶をして番組を締めるのが恒例となっている。
なお、TBSラジオのエリアではこれに先だって5:00 - 5:30に「生島ヒロシのおはよう定食」が放送される。
また、生島ヒロシが休暇中の時は、フリーアナウンサーの田中雄望やTBSアナウンサー(向井政生、武方直己、鈴木順、蓮見孝之、長峰由紀、小島慶子、広重玲子、堀井美香など)が務めることがある。
2005年4月4日からは西日本放送でもネットを開始し、2005年12月2日に放送回数が2000回を迎えた。
[編集] パーソナリティ
[編集] コーナー出演・ゲスト出演
- 浅野史郎(前宮城県知事・ゲスト)
- 山本益博(料理評論家・ゲスト)
- 童門冬二(歴史作家・いきいき人生学担当)
- 鈴木章生(服部栄養専門学校講師・いきいき食事学担当)
- 石山裕(芸能レポーター・芸能一直線担当)
- 海江田万里(経済評論家・元民主党衆議院議員・生島企画室と業務提携)
- 生島淳(スポーツライター・スポーツ一直線担当・生島ヒロシの実弟)
- 田淵幸一(元野球選手・プロ野球一直線担当・生島企画室と業務提携・TBSプロ野球解説者)
- 風間八宏(元サッカー選手・サッカー一直線担当・不定期出演)
- 田村あゆち(英語一期一会担当・生島企画室所属)
- ロバート・オハラ(英語一期一会担当・登場時には生島が「ロバート・オハラ庄助」と紹介する)
- 牧山弘江(英語一期一会担当・国際弁護士・元TBSディレクター)
- 加藤元彦(歯学博士・歯科医・生島企画室と業務提携)
- 秀島一生(航空評論家・生島企画室と業務提携)
- 龍虎(元大相撲力士、現俳優・大相撲期間中「大相撲一直線」担当)
[編集] 気象予報士(2007年4月現在)
- いずれもウェザーマップ所属
- エンディングに出演出来ない際は生島ヒロシが天気予報を紹介。
- ※当番組以外にもTBSエリアのみで放送されている「生島ヒロシのおはよう定食」や後番組の「森本毅郎スタンバイ」、「大沢悠里のゆうゆうワイド」にも出演している。
[編集] 過去に出演したことのある気象予報士
[編集] コーナー・タイムテーブル
※オープニング及び一部コーナーを除き記載している時間はおおよそのため、進行具合により多少前後する。
- 火曜日のみau心の一句(その後auの生CMが入る)
- また金曜日には「生島ヒロシのマネーカレッジ」(日興コーディアル証券提供)が放送されていたが、2006年3月31日放送分をもって終了した。時々生CMが入る事もある(チューリッヒ保険ほか)。
- 5:45 生島ヒロシのいきいき生活(ユニ・チャーム ライフリー提供、一週目は生CM、お試しプレゼントのお知らせがある)※BGMは不明。*
- 5:55 【ローカル枠1】
- 内容はローカル枠1の放送状況を参照
- 5:58 番組からのお知らせ・ニュース・フリートーク※BGMは不明。
- 6:00 生島ヒロシのニュースヘッドライン※BGMは不明。
- 6:02 6時台オープニング・天気予報(これより、6時26分までDHCの提供、なお、言い回しは「生島ヒロシのおはよう一直線、ここからは、DHCの提供でお送りいたします」である。※BGMは2007年4月から5時30分のオープニングとは違うBGMとなっている。)
- 6:05 朝刊ピックアップ※BGMは不明。
- 6:15 英語一期一会(田村あゆちorロバート・オハラor牧山弘江、月のみ)※田村は静岡県在住のため電話出演だが、ロバート・オハラと牧山はスタジオ生出演の場合が多い。また、毎週火曜日には生島によるDHCの生CMがある。また、金曜日は週末のラッキーカラーを紹介する。((※1)※BGMは「おはよう夢占い」と同じものを使用。)
- 6:19 生島ヒロシの○○一直線(※2)*
- 6:23 フリートーク・ニュース・番組からのお知らせ・『合言葉でゲット宝くじプレゼント』(スペシャルウィークのみ)*(BGMは服部克久「恋人達の散歩道(Lovers Walk)」(1991年のアルバム『音楽畑8 La Strada』に収録))
- 6:25 【ローカル枠2】
- TBS:交通情報
- 同じBGMをバックにCBCでは防災一口メモ、KRYでは週間天気、RKBでは以前BGMのみだったが、現在は「中西一清スタミナラジオ」の番宣を放送している。
- BGMはリッピントンズ・フィーチャリング・ラス・フリーマン「アスペン(ASPEN)」(1991年のアルバム『カーヴス・アヘッド(CURVES AHEAD)』に収録)(※3))
- RSKではDHCが提供しているにも関わらず何故かBGMを中途半端に区切り、痛散湯(再春館製薬所)などのCMが入る。
- MBCではMBCテレビで当日夜放送する番組の宣伝(ラジオの自主の番組表では「MBCの番組案内」と表記)。
- その他のネット局では、ローカル天気予報またはBGMを流し続けるのみである。
- 6:26 【提供クレジット】(ほとんどの局では、生島によるアナウンス(※4)が入るが、RKBは自社でBGMを挿入している)
- 6:27 エンディング*(天気予報&英語一期一会&今朝の一言)(相田みつをなどの詩を読む)※BGMは不明。
- (※1)オープニングはフリートークが中心になるため、占いやラッキーカラーの時間は流動的である。
- (※2)主として月曜日と金曜日はスポーツ、火曜日は芸能、水曜日・木曜日は生活や健康情報が中心となる。
- (※3)6:25のBGMは、5時台のTBSラジオ交通情報にも使用
- (※4)言い回しは、「生島ヒロシのおはよう一直線。この番組は、DHCの提供でお送り致しました。」
*は、「生島ヒロシ(生島が休暇時は担当しているアナウンサーの名前)です。聞けば見えてくる、TBSラジオ」が入る(TBSラジオのみのCMの後のSS(サウンドステッカー)。しかし某日の放送で○○一直線のコーナーの前に入らなかった)。
※今まで『曲名当てクイズ』があったが、生島ヒロシのおはよう定食に移動。
[編集] ネット局
- TBSラジオ
[編集] ローカル枠1の放送状況
- 東京地区:TBSニュース(キャスターは生島ヒロシのおはよう定食の項を参照)と交通情報
- 北海道地区:道新ニュース
- 岩手地区:岩手日報IBCニュースと天気予報
- 宮城地区:河北新報ニュース
- 中京地区:中日新聞ニュースと天気予報
- 富山地区:ミニ番組「KNB 今週の焼きたて盤」(今週発売されるシングルを紹介)
- 石川地区:リクエスト曲をかける
- 岡山地区:山陽新聞ニュースと天気予報
- 香川地区:ミニ番組「今日は何の日?」
- 徳島地区:ミニ番組「センスアップドライブメモ」
- 高知地区:ミニ番組「朝の話題5:55」
- 福岡地区:天気予報
- 宮崎地区:ミニ番組「季節のおたより」
- 鹿児島地区:ミニ番組「ジャンプアップミュージック」
- 沖縄地区:沖縄県の話題
[編集] 備考
- 関西地区では毎日放送で放送されていたが、2001年4月期の改編で自社製作番組を放送するようになった関係で番組ネット受けが終了した。但し、「生島ヒロシのいきいき生活」は、自社製作番組「朝いちばん!豊島美雪です」内で「ニッポン全国いきいき生活」として、自社製作で放送している。また「はやみみラジオ!水野晶子です」は6:00~6:30の間DHCがスポンサーとなっている。
- 元々「生島ヒロシのマネーカレッジ」は、TBSと一部のネット局では土曜朝の「中村尚登 ニュースプラザ」の中で、毎日放送では日曜の朝に独立した番組として放送していた。
- 2006年6月14日の放送はFIFAワールドカップブラジル対クロアチア戦中継の為、制作局のTBSラジオは6時からの飛び乗りとなった。
- 2006年6月23日はFIFAワールドカップ日本対ブラジル戦中継の為、番組開始以来初めて全局番組休止となった(TBSラジオは特別番組「青きサムライ 激闘の行方」{パーソナリティー石川伸子}を放送、ニュース、交通情報はその番組の中で放送、ほかにもエキサイトベースボールのお知らせもやった)。
- 2006年7月5日はFIFAワールドカップ準決勝戦(ドイツ対イタリア)中継の為、制作局のTBSラジオは6時からの飛び乗りの予定だったが、試合延長の為、番組休止となった。
- 2006年7月6日はFIFAワールドカップ準決勝戦(ポルトガル対フランス)中継の為、制作局のTBSラジオは6時からの飛び乗りとなった。
- 2006年7月10日はFIFAワールドカップ決勝戦(フランス対イタリア)中継延長の為、制作局のTBSラジオは5時30分開始予定だったが、急遽6時からの飛び乗りに変更となった。
- 番組内で生島が明かしたところによると、生島が何らかのミス(言い間違いやくしゃみ等)をした時、必ず伊集院光が自分のラジオ番組(「伊集院光 日曜日の秘密基地」)でネタにするという。
- 青森放送で5:55のローカル枠の流れているBGMは、前身の「榎さんのおはようさん!」時代からのものが使われている。
[編集] 関連項目
- TBSラジオ番組一覧
- 生島ヒロシのおはよう定食(5:00~5:30、この番組の関東ローカル版)
- ザ・プロ野球(田淵が解説を担当している番組)
- エキサイトベースボール・プロ野球東西南北(〃)
- 森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!(ニッポン放送、裏番組(5:00~8:30))
- 笑顔でおは天!!(文化放送、裏番組(5:00~6:00))
- 吉田照美ソコダイジナトコ(文化放送、裏番組(6:00~8:30))
- みのもんたの朝ズバッ!(TBSテレビで同時間帯に放送)
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷
TBSラジオ 月~金曜朝5:30~6:30(1998.04~) | ||
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榎さんのおはようさん! | - |
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