延焼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
法令情報に関する注意:この項目は特に記述がない限り、日本の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律の専門家にご相談下さい。免責事項もお読み下さい。 |
延焼(えんしょう)とは、出火元以外の建物等に火が燃え広がること。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 延焼防止策
[編集] 延焼罪
日本の刑法では、自己の所有する物に放火する行為(刑法第109条2項、第110条2項)は、通常の放火罪とは異なる構成要件が用意され法定刑が減じられるが、他人所有の現住建造物や非現住建造物などに延焼させた場合には法定刑が加重される(刑法第111条)。これを特に延焼罪と呼称する。なお、上記以外で単に行為者が意図した対象以外にも火が燃え広がった(延焼した)にすぎない場合は刑法上の錯誤の問題となり、この場合は延焼罪という呼称は用いられない。
[編集] ネット用語
ネットで使われるスラングとして「炎上」という用語が使われるが、これとの対応で、炎上の対象者のサイト、ブログ以外に被害が及ぶことを延焼と呼称する場合がある。被害場所としては「炎上」の対象者が利用する電子掲示板やブログのコメント欄がある[要出典]。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 法関連のスタブ項目 | 刑法 | 火災