恋のバカンス (ザ・ピーナッツ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恋のバカンス(こい-)は、1963年4月に発表されたザ・ピーナッツ歌唱の日本の歌謡曲である。
尚、本項では2004年発表のW(ダブルユー)がカヴァーした「恋のバカンス」に付いても記述する。
[編集] 概要
前年の「ふりむかないで」に続くザ・ピーナッツのオリジナルソングによるヒット曲。ジャズの4ビートを生かした、歌謡曲としてはかつて無いスウィング感に満ち溢れた作品で、シングル発売直後より話題となり、同年に発表された舟木一夫の「高校三年生」、梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」等と並ぶ大ヒット曲となった。
本曲のヒットにより「休暇」を意味する「バカンス(vacances)」というフランス語が日本で流行語になったと云われる。宮川泰が1963年日本レコード大賞編曲賞を受賞し、同年の第14回NHK紅白歌合戦でもザ・ピーナッツが歌唱した。
ザ・ピーナッツの曲の中では定番曲の一つとして、現在でも茶の間での知名度も大きく、各世代間で親しまれている。
さらに当時ソ連国家テレビラジオ委員会(国営放送局)の東京特派員が本曲を気に入り、ソビエトに持ち込み、人気歌手ニーナ・パンテレーワが1965年に「カニークルィ・リュブビー」のタイトルで大ヒットさせた。その後もリバイバルされ、ロシアでも世代を超えた有名曲となっている。
その後2004年にW(ダブルユー)が「恋のバカンス」のカヴァーを行い、この曲の方も年代を問わずヒットした。
[編集] 作成者(ザ・ピーナッツ盤)
[編集] 関連項目
カテゴリ: 書きかけの節のある項目 | 楽曲スタブ | 1963年の楽曲 | 1963年のシングル | 2004年の楽曲 | 2004年のシングル | ハロー!プロジェクトの楽曲 | ザ・ピーナッツ