懇談会
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懇談会(こんだんかい、a round-table conference)
- 特定の属性を持つの集団が、打ち解けてざっくばらんに話し合うために設けられる会合。例として、学校の生徒の保護者懇談会など。
- 中央省庁等の行政庁に設けられる、いわゆる「行政運営上の会合」。「私的諮問機関」とも呼ばれる。
改まった考え
ここでは2.について述べる。
懇談会(こんだんかい)は、中央省庁、その地方支分部局、地方公共団体等に設けられる、外部の有識者を招聘して行政の運営方針等を討議するための会合。「研究会」等という名称もしばしば見受けられる。
国における懇談会については、国家行政組織法上の審議会等と異なり、各省庁等の私的な会合であることを明確にするため、1999年4月27日の閣議決定において、開催及び運営に関する指針が定められている。
これによると、懇談会は「行政運営上の参考に資するため、大臣等の決裁を経て、大臣等が行政機関職員以外の有識者等の参集を求める会合であって、同一名称の下に、同一者に、複数回、継続して参集を求めることを予定しているもの」と定義され、下記の各点が定められている。
- 省令、訓令等を根拠としては開催しない
- 「設置する」等の恒常的な組織であるとの誤解を招く表現を用いない
- 審議会、協議会、審査会、調査会又は委員会の名称を用いない
- 懇談会等の定員及び議決方法に関する議事手続を定めない
- 聴取した意見については、答申、意見書等合議体としての結論と受け取られるような呼称を付さない
[編集] 各省庁に設けられた懇談会の例
(書きかけ)