持病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
持病とはいつまでも治らない病気を総称する言葉。
一過性の病気(風邪など)や、重症かつ治療中の病気以外の、慢性的または断続的長期にわたる病気であればどのようなものでも持病と表現されることがある。 さらに、医師の診察を受けて治療中である慢性的な疾病のみならず、本人が長期に自覚している症状も持病と表現するため、種類や原因は多岐にわたる。
また、比喩的に、直らない癖(特に、悪癖)のことも持病と称する。
[編集] 主な病気・症状
なお、厚生労働省「平成14年労働者健康状況調査」[1](平成15年8月発表)によると、医師から診断された持病があるとした労働者の持病の内訳は、腰痛 25.9%、高血圧 22.3%、高脂血症 13.4%、胃腸病 13.1% などとなっている。
[編集] 持病のしゃく
落語などで用いられる台詞に「持病の癪(しゃく)が…」というのがある。
この「癪」とは、胸や腹のあたりに起こる、激痛の総称である。 胆石などを原因とする胃けいれんや、虫垂炎(盲腸)など、腹痛すべてを称した。
[編集] 関連項目
カテゴリ: サブスタブ | 医学関連のスタブ項目 | 病気