日進村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日進村(にっしんむら)とは埼玉県北足立郡にかつて存在した村である。
[編集] 歴史
- 明治22年 町村制の施行に伴い各地で村々の合併が進み、この地域でも上内野、西内野、櫛引、西谷、上加、下加、大成の7村が合併し、新村を設置することとなった。しかし、新村名を決めるにあたって各村が対立し、紆余曲折を経て最終的に村が連合して建てた「日進小学校」の校名からとり日進村とした。校名は「日進月歩」から由来する。
- 昭和15年 大宮町をはじめとする周辺町村と合併し大宮市となる。
- 平成13年 大宮、浦和、与野市の合併でさいたま市誕生。
- 平成15年 さいたま市が政令指定都市へ。日進地区は北区、大宮区に含まれる。
- 現在はさいたま市北区の大成町、櫛引町、日進町あたりである。また一部大宮区となっている。川越線日進駅やニューシャトル(伊奈線)大成駅がある。旧村名は大成、櫛引などはさいたま市の町名として存続しているが西谷、下加などは消滅し公園名などに名を残すのみである。