旧二文理大
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旧二文理大(きゅう2ぶんりだい)とは、筑波大学(旧東京文理科大学)および広島大学(旧広島文理科大学)の2大学をさす。
戦前、この2大学は日本で2つだけの文理科大学として機能していた。戦後の学制改革に伴い、それぞれに附属する高等師範学校、およびその他の学校を統合し、東京教育大学、広島大学となって、日本の教育界の総本山となった。東京教育大学は、筑波大学開設にともなう移転により学部組織が解体されたため、教育界への影響力は落ちたとされるが、広島文理科大学と広島高等師範学校の後身である広島大学文学部、理学部、教育学部は依然として、西日本における教育学の総本山であり、教育界において強固な学閥を持つといわれている。
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