明光義塾
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明光義塾(めいこうぎじゅく)は、株式会社明光ネットワークジャパン (Meiko Network Japan Co.,Ltd.) がフランチャイズ展開する個別指導の学習塾。
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[編集] 概要
小学生から高校卒業生まで、全学年全教科対応を謳っている。1人の講師が3人程度の生徒を担当する個別指導を採用しており、個別指導学習塾としてパイオニアかつ全国最大規模の学習塾である。現在、全国47都道府県に合計1,538教室を展開、生徒数は103,489名(2006年8月現在。『第22期明光レポート(事業報告書)』より)。2006年からロゴマークを変更した。
[編集] 沿革
- 1984年9月 個別指導塾を引き継ぎ、『明光義塾』としてフランチャイズ及び直営教室による運営を開始
- 1993年2月 明光義塾500教室を達成
- 2002年2月 明光義塾1,000教室を達成
- 2006年3月 明光義塾1,500教室を達成
- ~現在 明光義塾1,800教室以上
[編集] 経営形態
明光義塾の経営形態は、明光ネットワークジャパンが運営する直営教室、地域のフランチャイズ(FC)オーナーが運営するFC教室の2種類に分かれる。FC教室の場合、1人のオーナーが教室長として1つの教室を運営しているケースと、法人として複数教室を展開している場合がある。本部のスーパーバイザーがFC教室を巡回し、指導を行っている。
山口県と九州・沖縄地域については、明光Vコーポレーションがエリアフランチャイジーとして運営を行っている。
[編集] 教室の運営形態
教室長と呼ばれる管理者が、学習計画作成・管理や進路指導、講師マネジメントなどの教室運営を取り仕切っている。講師の多くはアルバイト採用で大学生が主体である。
教室内は基本的に独立した部屋は設けられていない。教室内のどこからでも見通せるようになっていて、教室長の目が行き届くようになっている。授業スペースは、一人ひとりの座席がパーティションで区切られていて、ここで個別指導が行われる。
[編集] 授業の形態
個別指導が明光義塾の指導形態である。講師1名が生徒3名程度に対して個別指導を行っている。集団授業の学習塾・予備校と違い、個別のカウンセリングを通して学習計画がプランニングされ、生徒は予め設定した曜日・時間に通塾し、授業を受ける。
春期・夏期・冬期にはそれぞれ、通常時の授業とは別のカリキュラムで講習を行う。このほか、学校の定期テストや検定試験受験の前に、テスト対策として授業を追加することもできる。