春風亭柳桜
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春風亭 柳桜(しゅんぷうてい りゅうおう、1952年10月22日 - )は、東京都港区生まれの落語家。本名は山吉沢 正雄(よしざわ まさお)。落語芸術協会所属。俗に初代であり春錦亭柳桜から数えると4代目にあたる。
数々の職を転々し1979年春風亭柳昇に入門し春風亭柳太郎で初高座。1984年同じ名で二ツ目昇進。1993年春風亭柳桜で真打昇進
20歳の頃から原因不明の難病、ビュルガー病を患って入退院を繰り返し、1992年に右足、1994年には左足を切断。両足ともに義足を装着してリハビリに励みつつ、1995年にハンディを克服して高座へ復帰。座布団の上への正座が困難なため、柳桜の出番の折は座布団ではなく、椅子を用意する。古典落語を中心に行い、ハンデを思わせない軽快且つ悠々とした高座を演じる。
一方糖尿病も患っておりインスリンを注射を欠かせない。
[編集] 著書
- 「不死身の落語家 笑いがお薬」(うなぎ書房 ISBN 4-901174-20-7)