木村晋介
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木村 晋介(きむら しんすけ、1945年 - )は日本の弁護士。
長崎市生まれ。東京都立杉並高等学校、中央大学法学部卒業。大学在学中は親友の椎名誠(作家)や沢野ひとし(イラストレーター)らと克美荘で共同生活を送る。現在はほとんど料理をしないが、共同生活中はよく食事を作り、薄いなべでご飯を炊くことができたという。
大学卒業の1967年に司法試験合格。弁護士登録。独立して木村晋介法律事務所を開設し現在に至る。消費者問題、環境問題、プライバシー問題に造詣が深く、オウム事件では坂本弁護士一家救出運動に尽力した。最近は、カンボジアの弁護士養成のために国際協力にも力を注いでいるほか、北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会の共同代表を務めている。趣味はゴルフ、将棋、競馬、落語鑑賞、カラオケ等、多岐に及ぶ。
一番好きな場所はエジプトのクフ王のピラミッドで、自分が死んだら遺骨をこっそりピラミッドにまいてきてもらうという計画があるらしい。
特に歌唱力は玄人はだしで、多彩なジャンルを歌いこなす。若い頃に椎名らと出かけたキャンプでは、木村のデタラメ民謡が場の雰囲気作りに欠かせなかった。また、彼のエッセイや自伝は並みの作家より面白く売れ行きもよい。かなり多才な人物のようだ。
テレビ・ラジオへの登場も多く、若い頃にはラジオDJをしていた。「東京フレンドパークII」に出演したこともある(1998年10月26日OA。パートナーは麻木久仁子、獲得金貨は2枚)。2006年11月5日に「熱血!平成教育学院」の特番に出演した際には、成績はけして良いとは言えなかった(この時、和服姿に扇子を持つといういでたちで出演した)。
[編集] 著書
- キムラ弁護士が駆けてゆく
- キムラ弁護士がうさぎ跳び
- 発作的座談会(椎名誠、沢野ひとし、目黒孝二、木村晋介を中心とした座談会で、ときたまゲストとしてカヌーイストの野田知佑などが参加)
- いろはカルタの真実(発作的座談会2)
- 超能力株式会社の未来(発作的座談会3)
- ありふれない一日
- ネコのために遺言を書くとすれば