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本山 茂宗(もとやま しげむね、1508年(永正5年) - 1560年(永禄3年)?)は、土佐の戦国大名。 土佐国本山郷より出た豪族。祖先は神社の神主で兵を率いて本山を攻め取ったのが始まりとも伝えられる。
武勇に優れた人物で、『土佐七豪族』の中では最も勢力が大きかった。山深い土佐北部から出て、土佐中央部を侵攻し勢力を拡大した。朝倉城に本拠を移して経営をたくましくし、本山氏の最盛期を築き上げた。没年月日は1555年2月24日(弘治元年2月3日)説もあるが、勇将であった茂宗の死後、本山氏は長宗我部氏の反攻を受けるようになる。