朱友謙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朱友謙(しゅ ゆうけん、生年不詳 - 925年)は後梁の皇族で、初代皇帝の朱全忠の仮子。本姓は李で、名は簡。
[編集] 生涯
朱全忠にその才能を認められて、その仮子となった。後に冀王に封じられる。やがて、河中(山西省の永済)の護国節度使に任命される。だが、朱友珪が父を暗殺すると、身の危険を感じた友謙は逸早く後唐に帰順した。そして、彼は李存勗にその才能を愛されて、朱全忠に引き続き、その仮子となり、李継麟と改称したという。
だが、後年に荘宗(李存勗)に疎まれて、彼の政敵の讒言によって、荘宗に誅殺されたという。
カテゴリ: 歴史関連のスタブ項目 | 中国史の人物 | 925年没