村田喜代子
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村田 喜代子(むらた きよこ、1945年4月12日 - )は、福岡県八幡市(現在の北九州市八幡西区)出身の小説家、随筆家、梅光学院大学文学部客員教授。福岡県中間市在住。 『百年佳約』(下記参照)の挿絵を担当したスペイン在住の画家、堀越千秋とは親友。
[編集] 主な作品
()内は発表年および初出
- 水中の声(1975/昭和50年)
- 1977年 第7回九州芸術祭文学賞最優秀作に選定。これを境に本格的な執筆活動に入る。
- 熱愛(1986/昭和61年『発表』2号)
- 1986年 第95回 昭和61年上半期芥川賞候補(該当作なし)
- 盟友(1986/昭和61年『文學界』9月号)
- 1986年 第96回 昭和61年下半期芥川賞候補(該当作なし)
- 白い山(1990年/平成2年)
- 1990年 第29回 女流文学賞受賞
- 真夜中の自転車(1991年/平成3年)
- 1992年 第20回 平林たい子賞受賞
- 蟹女()
- 1997年 第7回 紫式部文学賞受賞
- 望潮(1998/平成10年『文學界』1月号)
- 1998年 第25回川端康成文学賞受賞
- 蕨野行(わらびのこう・1994年/平成6年)
- 2003年製作の映画『わらびのこう-蕨野行』恩地日出夫監督の原作
- 龍秘御天歌(りゅうひぎょてんか・)
- 1999年 芸術選奨文部大臣賞受賞
- 2005年上演の日韓交流ミュージカル『百婆(ひゃくば)』(わらび座)の原作
- 人が見たら蛙に化(な)れ(2001/平成13年『朝日新聞』に連載)
- 百年佳約(ひゃくねんかやく・2003/平成15年『西日本新聞』に連載)
- 『龍秘御天歌』の続編