女流文学賞
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女流文学賞(じょりゅうぶんがくしょう)は、中央公論社が、女流文学者会主催の女流文学者賞を引継いで創設した文学賞。2001年より婦人公論文芸賞となる。毎年6月に発表。
目次 |
[編集] 受賞作
[編集] 第1回から第10回まで
- 第1回(1961年) 網野菊『さくらの花』
- 第2回(1962年) 佐多稲子『女の宿』、瀬戸内晴美『夏の終わり』
- 第3回(1963年) 野上弥生子『秀吉と利休』
- 第4回(1964年) 該当作なし
- 第5回(1965年) 円地文子『なまみこ物語』
- 第6回(1966年) 有吉佐和子『華岡青洲の妻』、河野多惠子『最後の時』
- 第7回(1967年) 平林たい子『秘密』
- 第8回(1968年) 阿部光子『遅い目覚めながらも』
- 第9回(1969年) 大原富枝『於雪 土佐一条家の崩壊』、大谷藤子『再会』
- 第10回(1970年) 宇野千代『幸福』
[編集] 第11回から第20回まで
- 第11回(1971年) 芝木好子『青磁砧』
- 第12回(1972年) 幸田文『闘』
- 第13回(1973年) 富岡多恵子『冥土の家族』
- 第14回(1974年) 大庭みな子『がらくた博物館』
- 第15回(1975年) 萩原葉子『蕁麻の家』
- 第16回(1976年) 高橋たか子『ロンリー・ウーマン』、宮尾登美子『寒椿』
- 第17回(1977年) 竹西寛子『管絃祭』、津島佑子『寵児』
- 第18回(1978年) 中里恒子『誰袖草』、佐藤愛子『幸福の絵』
- 第19回(1979年) 曽野綾子『神の汚れた手』※辞退
- 第20回(1980年) 広津桃子『石蕗の花』
[編集] 第21回から第30回まで
- 第21回(1981年) 永井路子『氷輪』
- 第22回(1982年) 林京子『上海』
- 第23回(1983年) 吉田知子『満州は知らない』
- 第24回(1984年) 山本道子『ひとの樹』
- 第25回(1985年) 杉本苑子『穢土荘厳』
- 第26回(1986年) 田辺聖子『花衣ぬぐやまつわる……』
- 第27回(1988年) 塩野七生『わが友マキアヴェッリ』、金井美恵子『タマや』
- 第28回(1989年) 吉行理恵『黄色い猫』
- 第29回(1990年) 村田喜代子『白い山』、津村節子『流星雨』
- 第30回(1991年) 山田詠美『トラッシュ』、須賀敦子『ミラノ 霧の風景』