紫式部文学賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
紫式部文学賞(むらさきしきぶぶんがくしょう)は 宇治市が主催する、同市ゆかりの文学者紫式部の名が冠されたが文学賞である。前年1月1日から当年1月1日までに発表された女性作家による文芸作品・文学研究を選考委員が審査し、年一回発表している。受賞者には正賞として記念品、副賞として100万円(2004年現在)が授与される。
[編集] 受賞作一覧
- 第1回(1991年) 石丸晶子 「式子内親王伝」
- 第2回(1992年) 江國香織 「きらきらひかる」
- 第3回(1993年) 石牟礼道子 「十六夜橋」
- 第4回(1994年) 岩阪恵子 「淀川に近い町から」
- 第5回(1995年) 吉本ばなな 「アムリタ」
- 第6回(1996年) 田中澄江 「夫の始末」
- 第7回(1997年) 村田喜代子 「蟹女」
- 第8回(1998年) 齋藤史 「齋藤史全歌集」
- 第9回(1999年) 川上弘美 「神様」
- 第10回(2000年) 三枝和子 「薬子の京」
- 第11回(2001年) 富岡多惠子 「釋迢空ノート」
- 第12回(2002年) 河野裕子 「歩く 河野裕子歌集」
- 第13回(2003年) 大庭みな子 「浦安うた日記」
- 第14回(2004年) 俵万智 「愛する源氏物語」
- 第15回(2005年) 津島佑子「ナラ・レポート」
- 第16回(2006年) 梨木香歩「沼地のある森を抜けて」