東大神 (東庄町)
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東大社 | |
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所在地 | 千葉県香取郡東庄町宮本406 |
主祭神 | 玉依姫尊 |
社格等 | 県社 |
創建 | 景行天皇53年 |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 | 4月8日 |
東大社(とうだいしゃ)は千葉県香取郡東庄町(下総国香取郡)にある神社。旧社格は県社。
景行天皇が東国巡幸の折り、春臣命に命じて一社を造営、玉依姫尊を祀って東海の鎮護としたことに始まり、歴代天皇の崇敬篤く、康和4年(1102年)に堀河天皇より「総社玉子大明神」の称号を受け、享徳3年(1454年)には後花園天皇から勅額が贈られている。歴代天皇の他、寿永3年(1184年)源頼朝が御厨一処を寄進し、徳川家康も天正19年(1591年)に神領10石を寄進した。
また下海上の総社として東荘の総氏神として遠近の信仰厚く、特に東氏は社殿を造営しあるいは神領を奉納するなど代々崇奉した。応永2年(1395年)に東左馬助胤家が社殿を造営、現社殿は、本殿は文政9年(1826年)に、拝殿は文政10年(1827年)に再建されたものである。
明治6年(1873年)郷社に列し、大正8年(1919年)には県社に列した。
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