松原隆一郎
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松原 隆一郎(まつばら りゅういちろう、1956年 - )は、日本の社会学者・経済学者。専攻は社会経済学、相関社会科学。
神戸市出身。神戸市立魚崎小学校を経て、灘中学校と灘高等学校で柔道部に所属。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、同大学大学院総合文化研究科教授。
『正論』『諸君!』『中央公論』などの月刊誌に頻繁に登場し、気鋭の評論家として活躍している。また格闘技・プロレスにも造詣が深く、自身も国際空手道連盟大道塾4段(同塾ビジネスマンクラス師範代)、講道館柔道3段の腕前を持つ。2007年2月より東京大学柔道部部長に就任した。「探偵!ナイトスクープ」のファンとしても知られる。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『豊かさの文化経済学』(丸善、1993年)
- 『格闘技としての同時代論争』(勁草書房、1994年)
- 『さまよえる理想主義』(四谷ラウンド、1996年)
- 『自由の条件』(四谷ラウンド、1999年)
- 『消費資本主義のゆくえ』(筑摩書房、2000年)
- 『経済思想』(新世社、2001年)
- 『「消費不況」の謎を解く』(ダイヤモンド社、2001年)
- 『思考する格闘技』(廣済堂、2002年)
- 『失われた景観』(PHP研究所、2002年)
- 『長期不況論』(日本放送出版協会、2003年)
- 『〈景観〉を再考する』(青弓社、2004年)
- 『分断される経済』(日本放送出版協会、2005年)
- 『武道を生きる』(NTT出版、2006年)
[編集] 共著
- 『娼婦とマフィアのペレストロイカ』(JICC出版局、1990年) 岩上安身との共著
- 『〈新しい市場社会〉の構想』(新世社、2002年) 佐伯啓思との共編著
- 『消費の正解』(光文社、2002年) 辰巳渚との共著