柳家喬太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柳家 喬太郎(やなぎや きょうたろう、1963年(昭和38年)11月30日-)は、落語協会所属の落語家。東京都世田谷区出身。本名は小原 正也(こはら まさや)。日本大学高等学校、日本大学商学部卒業。 主に新作落語を得意演目とする。通称「キョンキョン」。 二つ目時代から、鋭い観察眼に基づく新作落語の創作力や、師匠のさん喬譲りの確かな話芸で注目を集め、2000年、11人抜きで真打昇進した。 春風亭昇太らと創作話芸協会「SWA」を旗揚げ。背番号は『6』。出囃子は『まかしょ』。 現在、週刊文春の川柳投稿コーナー「川柳のらりくらり」の選者を勤めている。
[編集] 略歴
- 1987年 - 日本大学卒業後に福家書店(株式会社福家)入社。
- 1988年 - 福家を退社。
- 1989年 - 柳家さん喬に入門、前座名「さん坊」。
- 1993年 - 二つ目昇進、現在の「喬太郎」に改名。
- 1995年 - 「第一回高田文夫杯お笑いゴールドラッシュII」優勝。
- 1998年 - 「NHK新人演芸大賞」落語部門大賞受賞。
- 2000年 - 真打昇進
- 2001年 - 彩の国落語大賞
- 2004年 - 国立演芸場花形演芸大賞 大賞受賞
- 2007年 - 4月7日よりNHK総合テレビの「家計診断 おすすめ悠々ライフ」に出演。
[編集] 主な新作落語
- 『純情日記渋谷篇』
- 『純情日記横浜篇』
- 『ほんとのこというと』
- 『夜の慣用句』
- 『すみれ荘201号室』
- 『喜劇駅前結社』
- 『母恋くらげ』
- 『午後の保健室』
- 『白日の約束』
- 『結石移動症』
- 『カマ手本忠臣蔵』
- 『寿司屋水滸伝』
- 『すみだ警察一日署長』
- 『ハワイの雪』
- 『孫帰る』
- 『夫婦に乾杯』
- 『八月下旬』
- 『不二家残酷物語』
- 『諜報員メアリー』
- 『国民ヤミ年金』
他