森永晴彦
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森永晴彦(もりなが はるひこ、1922年 - )は日本の原子核物理学者である。
東京に生まれた。学生時代は第2次世界大戦中で、東京大学物理学教室在学のまま島田の海軍技術研究所で研究に従事、1946年東京大学卒業。嵯峨根遼吉の研究室の研究嘱託になる。1951年からアイオア州立大学、パドゥー大学、ルンド大学で研究した。1957年から東北大学助教授、1960年から東京大学助教授、教授。1968年から1991年ミュンヘン工科大学教授を務めた。1971年「インビームスペクトロスコピーの創出と原子核構造の研究」で仁科記念賞を受賞した。著書に「原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ」、訳書に「パーキンソンの法則」など。