樫の木モック
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樫の木モック(かしのきモック)は、タツノコプロ制作のテレビアニメ。カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」をアレンジした作品。1972年(昭和47年)1月4日から同年12月26日までフジテレビ系で放映された。全52話。
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[編集] スタッフ
- 原作:カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」
- 構成:鳥海尽三
- 文芸担当:森忠明
- 脚本:鳥海尽三、石森史郎、三宅直子、永田俊夫、寺田信義、牧野和夫、酒井あきよし、松浦健郎、曽田博久、柴山達雄、田井洋子、森忠明、鶴田節子、近藤若菜
- 総監督:原征太郎
- 演出:吉田竜夫、原征太郎、九里一平、鳥海永行、黒川文男、高橋資祐、岡崎邦彦、西谷克和、西牧秀雄
- キャラクターデザイン:天野嘉孝
- 音楽:越部信義
- 作画チーフ:杉井興治
- 作画監督:宮本貞雄→林政行
- 美術設定:中村光毅
- 背景:新井寅雄、野畑照子、小林七郎、小関俊之、西芳邦、大沼敏孝、多田喜久子、太刀川筆子、山口幸子、渡辺毅、貝瀬達代、岡田和夫、町野好昭、千葉秀雄
- 作画:宮本貞雄、林政行、宇田川一彦 、他
- プロデューサー:吉田健二、前里元義
- 撮影:細野正
- 録音:平野勝、棚岡元
- 効果:イシダサウンド
- 録音ディレクター:水本完
- 編集:谷口肇
- カラー設定:向井稔
- 製作担当:栃平吉和、大野実
- 制作協力:フジテレビ
- 制作:吉田竜夫、タツノコプロ
[編集] 主題歌
- OP・ED「樫の木モック」(作詞:丘灯至夫、作曲:越部信義、歌:小野木久美子)
[編集] キャスト
[編集] サブタイトル
- ぼくは悲しい木の人形
- 人形なんてもういやだ
- お願いぼくを信じて
- 人形だって勇気があるんだ
- 人間はなんてすばらしい!
- ぼくの心にすむ悪魔(前)
- ぼくの心にすむ悪魔(後)
- 悪い妖精が呼んでいる
- ぼくは哀れな悪魔人間
- ぼくの鼻がのびる時
- 母の愛が知りたいの
- ぼくはもうだまされない
- ぼくにだって夢がある
- ぼくの樫の木はのこった
- 木の脚だって生きている
- 教えてよ、サル先生
- ぼくの希望が飛んでゆく
- 人形だって偉いんだ
- 負けるな!魔法のバイオリン(前)
- 負けるな!魔法のバイオリン(後)
- ぼくがさがした宝物
- カナシミ博士さようなら
- お金のなる木をさがせ
- 人魚とともに消えた夢(前)
- 人魚とともに消えた夢(後)
- おじいちゃん死なないで
- 心の翼をありがとう
- ぼくの脚に根がはえた!
- 山賊どもの前にたて!
- ぼくはピエロじゃない!
- 自由に向って逃げるんだ
- 別れの船は暗黒大陸へ
- オモチャだっておこるさ
- ぼくは神の子モックだ!
- 墓守怪獣いつまでも
- ぼくの魔法は勇気と知恵だ
- 悪い夢は砂漠にすてろ!
- サーカス一座はもういやだ
- 飛べ!気球 ふるさとへ
- 火食い親方をやっつけろ
- 立ちあがれ大木魔神
- 悪い夢の精よさようなら
- 死の砦を打ちやぶれ
- ぼくを燃やして!
- 雪女よ静かに眠れ
- 賞金かせぎを追っぱらえ
- 木はみんなぼくの仲間
- 海魔王の怒りにいどめ
- 地獄島は死んでいる
- よみがえれ地獄島
- 悲しいイブの鐘がなる
- ぼくの夢は輝く星に
[編集] 参考
タツノコプロの看板シリーズであるタイムボカンシリーズでは、「ピノッキオの冒険」をネタにしたエピソードが2回ある。本作へのオマージュの意味もこめられている。
- 1回目は「タイムボカン」の第22話「ピノキオの大冒険だペッチャ」(1976年2月28日放送)。ピノキオを白川澄子、親方を野本礼三が演じている。
- 2回目は「ヤッターマン」の第41話「ピノッキンは良い子だコロン」(1977年10月8日放送)。ピノッキン(←ピノッキオ)を井上瑤が演じている。
フジテレビ系列 火曜19:00枠 | ||
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