橋本祥路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
橋本 祥路(はしもと しょうじ、1948年1月13日 - )は、日本の作曲家である。秋田県出身。 秋田県立大館鳳鳴高等学校卒。
目次 |
[編集] 略歴
市川都志春に作曲、塚田誠にピアノを学び、1967年より本格的な作曲活動を始めた。当初は出版社で編集の仕事をしながら作曲活動をしていた。それまでの合唱曲集はクラシックの歌曲が多かったが、当時合唱曲集の編集をしていた橋本は「皆が歌えて、楽しめる合唱曲集」を編集テーマに設定し、そのテーマに基づきフォークソングの『翼をください』を合唱曲用に編曲して収録した。この合唱曲集が発行されたのをきっかけとして、フォークソングが合唱で多く取り上げられるようになった。
[編集] 作風
中学合唱曲を多数作曲している。代表作は『夢の世界を』『遠い日の歌』『時の旅人』など。また、『怪獣のバラード』『あの素晴しい愛をもう一度』など多くの曲を中学合唱用に編曲している。(教育芸術社から『橋本祥路ベストセレクション』という合唱曲集(CDはフォンテックより発売)も発売されている。)
平吉毅州や松井孝夫、岩河三郎と並び、中学生に人気の高い作曲家である。
[編集] 功績
音楽という教科は、特に教師によってその成否が大きく左右される教科であり、したがって現場のレベルもさまざまである。未熟なレベルでも学べるように編曲し、音楽の楽しみの裾野を広げたという点は大変評価される。
しかしその一方で、小中高等学校で扱われる音楽の質を安易に落とすべきではないという意見もある。
[編集] 作詞
あまり知られていないが、橋本は花岡恵(はなおかめぐみ)というペンネームで作詞も行っている。「歌よありがとう」や「光に向かって」など、花岡恵として書いた詩に自ら曲をつけたものもある。
[編集] 主な作品
[編集] 作曲
- 夢の世界を
- 遠い日の歌
- 時の旅人
- カリブ夢の旅
- ひろい世界へ
- 歌よありがとう
- 翼を抱いて
- 心の中にきらめいて
- 風のめぐるとき
- みんなひとつの生命だから
- ブラックパンサー
- 満月の不思議ポロロッカ
- 教えてほしい
- 草原で
- 夜汽車
- 今(曲)
- 虹色の鐘
[編集] 編曲
- 怪獣のバラード
- あの素晴しい愛をもう一度
- Tomorrow
- 自由への讃歌