比叡山鉄道比叡山鉄道線
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比叡山鉄道線(ひえいざんてつどうせん)は、滋賀県大津市のケーブル坂本駅からケーブル延暦寺駅に至る比叡山鉄道のケーブルカー路線である。
比叡山延暦寺への東側のルートで、坂本ケーブルと呼ばれている。延長は2,025mで、1966年に群馬県の伊香保ケーブル鉄道が廃止されて以来日本最長のケーブルカーとなっており、途中にも2つ駅がある。車両は1993年から「縁」と「福」の愛称の付いた新車両が運行されている。また、ケーブル延暦寺駅、ケーブル坂本駅の駅舎は、1927年の開業以来の建物で1997年に国の登録有形文化財に登録されている。
2003年からスルッとKANSAI対応カードが使用できるようになった。
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[編集] 路線データ
[編集] 運行形態
30分間隔で運行され、所要時間は11分である。
[編集] 歴史
[編集] 駅一覧
ケーブル坂本駅 - ほうらい丘駅 - もたて山駅 - ケーブル延暦寺駅
- ほうらい丘・もたて山は通常は全列車通過。これらの駅で降車するには乗車時にあらかじめ申告が必要である。また、乗車の場合はホームにある連絡電話を使用する。なお、これらの駅での乗降は各方面とも進行方向一番前のドアから行う。