毛利両川

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毛利両川（もうりりょうせん）とは、戦国時代の中国地方の覇者、毛利元就の謀略によって確立した軍事、または政治組織の通称である。 この組織は、吉川氏には次男の元春、小早川氏には三男の隆景を、養子として送り込み、それぞれの正統な血統を絶やして、それぞれの勢力を吸収するのに成功し、中国制覇を果たすのに大きな役割をした。

目次 1 軍事 1.1 山陰方面軍 1.2 山陽方面軍 1.3 安芸国直轄領

[編集] 軍事

[編集] 山陰方面軍

• 鳥取城: 吉川経家
• 月山富田城: 吉川元春、吉川元長、吉川広家
• 石見銀山: 吉川経安（ただし隠居）
• 浜田: 毛利元氏

[編集] 山陽方面軍

• 備中国: 小早川隆景、毛利秀包(小早川水軍）
• 長門国: 市川経好、内藤隆春
• 周防国: 南方就正

[編集] 安芸国直轄領

• 吉田郡山城: 毛利元就、輝元
• 桜尾城: 桂元澄
• 草津城: 児玉守就→児玉就方→児玉就英