江戸川区陸上競技場
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江戸川区陸上競技場(えどがわくりくじょうきょうぎじょう)は東京都江戸川区清新町にある区立の陸上競技場である。
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[編集] 沿革
ここはかつて、江東区を本拠地としていた東京ガスサッカー部(現・FC東京)のホームスタジアムとして長年使用され、1999年J2に参戦するに当たっても、調布市の東京スタジアム(現在の味の素スタジアム)がまだ建設中だったので国立西が丘サッカー場、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(2000年にJ1に昇格した時は国立霞ヶ丘陸上競技場も)とともに暫定的なホームスタジアムとして使われた。(2000年にJ1に昇格した時もナビスコ杯で使用された)当初は三菱重工業サッカー部(後に三菱自工サッカー部→現・浦和レッズ)の本拠地とする予定も、スタジアムの施設スペース上の問題から増設が出来ないため本拠地を断念したこともあった。
[編集] 現状
- 現在はJリーグのサテライト戦(第1種2軍クラス)やJFLなど主にアマチュアサッカーの試合を中心に使われている。
- 横浜FCが、本拠地の三ツ沢公園球技場が整備中の時期にJ2の主催ゲームをほぼ年1回のペースで行っている。
- 2004年にはスペインのサッカーチームレアル・マドリードの公開練習会場にも使用され、デビッド・ベッカムやジネディーヌ・ジダンの姿が見られた。
- 日本におけるラクロスの中心地としても広く利用されている。毎年12月には全日本選手権が継続開催され、外国チームとの国際親善試合も開催されている。
[編集] 施設概要
- 収容人員 6950人(メイン(2200人)とバックスタンド(2750人)は座席、ゴール裏(2000人)は芝生席)
- ナイター照明設備4基(鉄塔式)
- 日本陸上競技連盟第2種公認
- トラック 全天候型400m×8レーン、3000m障害コース等
- 中央に天然芝フィールド(105×70m、サッカーやラクロスの公式戦が開催可能)
[編集] アクセス
- 東京地下鉄東西線西葛西駅から徒歩15分
- 同駅から都営バス臨海町二丁目団地行バス5分の清新第三小学校前下車、徒歩3分(日中のみ陸上競技場西口下車徒歩1分)
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線葛西臨海公園駅から徒歩25分
- Jリーグ公式戦などでは西葛西駅からの直行バスが運行される。
[編集] 周辺のスポーツ施設
- 江戸川区球場
- 江戸川区臨海球技場(軟式野球場)
[編集] 外部参照リンク
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