浅島誠
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浅島 誠(あさしま まこと, 1944年9月6日 - )は、日本の生物学者。専門は発生生物学。新潟県出身。東京大学大学院総合文化研究科教授。
東京教育大学理学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。理学博士。ベルリン自由大学留学後横浜市立大学助教授・教授を務めた後、東京大学教養学部教授となる。教養学部長・大学院総合文化研究科長も務めた。2005年より日本学術会議副会長。2006年より産業技術総合研究所器官発生工学研究ラボのラボ長を兼任。
生物の分子発生プログラムと各器官形成に興味を持ち、1988年に分化誘導物質であるアクチビンを世界で始めて同定し世界的評価を得た。実験材料でもあるイモリをこよなく愛する。年2回のイモリ採取は30年間欠かしたことがない。好きな言葉は"passion(情熱を超えた熱情)"。
2007年4月13日、NHK総合テレビ「爆笑問題のニッポンの教養」第1回放送に出演した。
[編集] 受賞・受章
- 日本動物学会賞
- 井上学術賞
- Man of the Year 1991 (USA. ABI)
- 木原記念学術賞
- ジーボルト賞(ドイツ政府)
- 東レ科学技術賞
- 持田記念医学薬学学術賞
- 内藤記念学術賞
- 有馬啓バイオインダストリー協会賞
- 上原賞
- 学士院賞
- 恩賜賞
- 紫綬褒章
- 比較腫瘍学常陸宮賞
[編集] 社会的活動
- 日本学術会議副会長(第20期)
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