海の中道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海の中道(うみのなかみち)は、福岡県福岡市東区にある、志賀島と九州本土とを繋ぐ陸繋砂州。 全長約8km、最大幅約約2.5kmの巨大な砂州である。通称「うみなか」
[編集] 土地利用
中央部から西北部にかけては公園やレクリエーション地区で、奈多(なた)には福岡市雁の巣レクリエーションセンター、西戸崎(さいとざき)には海の中道海浜公園やマリンワールド(水族館)や西戸崎シーサイドカントリークラブ(ゴルフ場)などがある。
一方、東部の奈多・雁ノ巣(がんのす)や西南部の西戸崎・大岳(おおたけ)には住宅地がひろがっている。
戦時中には、雁ノ巣(がんのす)レクリエーションセンターに元陸軍飛行場があり、 海ノ中道海浜公園には、元海軍飛行場があった。
戦後、福岡空港(板付空港)と同じく海ノ中道海軍飛行場は、接収され、海ノ中道ホテルにGHQの元基地司令部があった。
[編集] 交通
砂州の中心をJR香椎線(海の中道線)と福岡県道59号志賀島和白線が並行して走っている。香椎線の駅としては奈多・雁ノ巣・海ノ中道・西戸崎の4駅がある。また、2002年10月に雁ノ巣地区と南に位置するアイランドシティとが海の中道大橋でつながり、福岡市中心部との距離が大幅に縮まった。
このほか、博多区のベイサイドプレイスから市営渡船、早良区のシーサイドももちにあるマリゾンからうみなかラインの2つの海上航路も利用できる。
カテゴリ: 福岡市 | 福岡県の地理 | 福岡県の自然景勝地 | 日本の地理関連のスタブ項目