消毒薬
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消毒薬(しょうどくやく)とは、「ヒトに病原性を有する大部分の微生物を死滅させるが、細菌芽胞は生存する状態」にするための薬剤をいう。なお、滅菌はできない。消毒薬の効果は濃度、温度、pH、有機物の有無、微生物の感受性、併用による拮抗などの種々の要因により変化する。
[編集] 分類
消毒薬は、薬剤の種類により
- 低水準消毒剤(ほとんどの栄養型細菌、いくつかののウイルス・真菌を殺滅する)
- グルコン酸クロルヘキシジン
- 塩化ベンザルコニウム など
に分類される。それぞれの薬剤により有効となる微生物、ウイルスが異なる。また使用される部位や、器具にも違いがある。
[編集] 関連項目
- 石炭酸係数
- 最小発育阻止濃度