清宮四郎
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清宮 四郎(きよみや しろう、男性、1898年 - 1989年10月22日)は憲法学者。東北大学名誉教授。美濃部達吉門下。宮沢俊義とともに戦後の憲法学界をリードした。
1923年、東京帝国大学(現・東京大学)卒業。1925年、ヨーロッパに留学し、ハンス・ケルゼンの講義を聴く。京城帝国大学教授を経て、1941年、東北帝国大学(現・東北大学)教授。また、戦後は松本烝治を委員長とする憲法問題調査委員会の委員も務めた。
[編集] 主要著作
- 『権力分立制の研究』(有斐閣、1950年)ISBN 4-641-02806-0
- 『憲法I』(有斐閣、1957年)ISBN 4-641-00503-6「」
- 『憲法の理論』(有斐閣、1968年)ISBN 4-641-02876-1
- 『国家作用の理論』(有斐閣、1969年)ISBN 4-641-02877-X
[編集] 訳書
- 『一般国家学』(ハンス・ケルゼン著、岩波書店、1969年)ISBN 4-00-000083-7