炎の超人メガロマン
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『メガロマン』(第14話より『炎の超人メガロマン』〈ほのおのちょうじんメガロマン〉に改題…OPや次回予告で表記されるタイトルロゴは変更なし)は、1979年(昭和54年)5月7日から同年12月24日まで全31話がフジテレビ系で毎週月曜日19:00 - 19:30に放送された、東宝制作の特撮テレビドラマおよびそれに登場する架空のヒーロー。中国拳法をアクションに取り入れた巨大ヒーローである。
獅子堂たかしがメガロン・ブレスレットを胸の前で合わせると、爆炎の中からメガロマンが現れる。身長150メートル、体重8800トン。宇宙拳法を使い、必殺技はたてがみから放つ超高熱火炎・メガロンファイヤー。
なお、そのたてがみのデザインと、必殺技を放つ際に、たてがみを振り回すアクションは、日本舞踊の演目である鏡獅子がヒントであると思われる
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ストーリー
ロゼッタ星はたてがみ族と黒星族の二つの種族が共存する美しい星だった。しかし黒星族はロゼッタ全土を征服。次に地球侵略を開始した。これを知ったたてがみ族の1人・ローズマリーは、拳法の達人である地球人・獅子堂剛との間に生まれた息子・たかしに、メガロン・ブレスレットを託す。たかしは、炎の超人メガロマンに変身する能力をもっていたのである。地球には「地球バリヤーパイル作戦」の司令官としてキャプテン・ダガーが赴任してくる。しかし、彼こそは幼い頃に生き別れ黒星族に育てられた、たかしの双子の弟・ひろしだった。
[編集] スタッフ
- 原作:雁屋哲
- 企画:池田公雄
- 監督:東條昭平、野長瀬三摩地、長野卓、他
- 脚本:田村多津夫、伊東恒久、他
- 特技監督:川北紘一、真野田陽一、神沢信一、他
- 音楽:横山菁児
- 担当:別所孝治(フジテレビ)
- プロデューサー:下村毅一、真野田陽一、山本悦夫
- 撮影:野村和正、森喜弘
- 照明:岸田国夫
- 美術:高橋昭彦
- 操演:小針清
- 技斗:山岡淳二 (JAC)
- 製作:フジテレビ、東宝
[編集] キャスト
- 獅子堂たかし/ダガー:北詰優基 (二役)
- ローズマリー(獅子堂マリ):高林由紀子
- 高嶺ラン:杉まどか
- 由利兵介:保積ペペ
- 黒川精次:ジミー荒木
- 猿一平:橋満耕司
- 高嶺壮源:井上孝雄
- ベーロック:黒部進
- 獅子堂剛:川津祐介(特別出演)
- 由利一也:西田健(3、9話)
[編集] 音楽
- 主題歌:「行け! 行け! メガロマン」(作詞:雁屋哲/作曲:戸塚省三/編曲:川上了/歌:水木一郎)
- エンディング:「我が心のロゼッタ星」(作詞:雁屋哲/作曲:戸塚省三/編曲:川上了/歌:水木一郎)
[編集] 放送リスト
話数 | サブタイトル | 登場怪獣 |
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1 | 燃えよ! 炎の超人 |
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2 | 友情のメガロンブレスレット |
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3 | 唸れ! 宇宙拳法 |
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4 | 怪獣軍団 発進せよ! |
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5 | 地球征服の第一弾! |
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6 | 見えない敵との闘い |
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7 | 闘え! 愛の戦士たち |
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8 | 危機一髪! 小さな勇者 |
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9 | 涙で闘え! 人間兵器 |
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10 | UFOが落ちた! |
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11 | 地球に迫る要塞惑星! |
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12 | 砕け! 黒星族の野望 |
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13 | インベーダー大作戦 |
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14 | 地球の子供を狙え! |
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15 | 角ミサイル! 炎の超人を撃て |
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16 | 黄金仮面! 地球に現わる |
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17 | 怪獣秘密基地はどこだ! |
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18 | 怪獣が街を消した! |
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19 | 半魚星人! うろこの秘密 |
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20 | 怪獣軍団大襲来(前) |
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21 | メガロマン絶体絶命(後) |
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22 | 奪われたメガロンファイヤー |
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23 | 悪魔の手から脱出せよ |
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24 | ダガーは生きていた |
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25 | 涙を獅子のたてがみに |
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26 | 蜘蛛怪犬ズバイダーの脅威! 変身できず |
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27 | 原子炉爆発三秒前! 光線怪獣ジャドンガ |
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28 | 必殺の戦士野牛怪獣バッファローン |
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29 | その怪獣を撃つな!! 戦斗怪獣テロギラス |
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30 | 総統ダガーの反撃! スパーク怪獣デスパー |
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31 | 宿命の対決! メガロマン対仮面怪獣ダガー |
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[編集] 撮影秘話
後年、平成ゴジラシリーズの特撮監督を担当した川北紘一氏は第7話の特撮監督を担当した際、1話で2話分の予算を使い、その1本のみで番組を降ろされた(事実、第7話のミニチュアセットは劇場作品レベルの出来)。
[編集] 高原直泰はメガロマン!?
2006年6月16日付のイタリア紙・コリエレ・デロ・スポルトの「W杯の変な髪形特集」にて、アルゼンチンDF・ソリン、クロアチアFW・プルショ、トーゴFW・アデバヨール、韓国MF・李天秀らと並んで、ソフトモヒカンヘアーの日本FW・高原直泰の写真が掲載された。 オーストラリア戦での高原のプレーについても触れられており、「意味不明なドリブル、プレー。そして髪形は異彩を放つ」と酷評。「日本の“メガロマン”のようだ」と例えられた。高原は第5話「地球征服の第一弾!」の放送日(フジテレビ系)に誕生している。
[編集] 前後番組の変遷
フジテレビ系 月曜19時台前半 | ||
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